2003年4月30日水曜日

はねるのトびら

■『はねるのトびら』…久しぶりのグローバルTPSがツボだったが、他のはイマイチでした。やっぱり時間が短すぎるのです。

■以下、「はねトび」メンバーにおける勝手な好感度ランキング(おもしろさとは必ずしも一致していません)
?板倉俊之(インパルス)
?塚地武雅(ドランクドラゴン)
?秋山竜次(ロバート)
?虻川美穂子(北陽)
?山本博(ロバート)
?伊藤さおり(北陽)
?鈴木拓(ドランクドラゴン)
?西野亮廣(キングコング)
?梶原雄太(キングコング)
?堤下敦(インパルス)
?馬場裕之(ロバート)

■「タマちゃん」とみられるアゴヒゲアザラシが姿を現した埼玉県越谷市の市議選で、「タマちゃん」と書かれた1票が、「たまちゃん」の愛称を持つ候補者(玉生芳明)への有効票となった…らしい。そんなバカなことが許されていいものだろうか。ちょっと茫然とさせられた。

■さらに追い討ちをかけるような事実がある。実際に「タマちゃん」票は数票あったが、1票を除きアザラシのイラスト入りで、公職選挙法上の「他事記載」で無効となった…らしい。ここからわかることは、日曜の休日にわざわざ「タマちゃん」と書きに投票場に行くバカがいる、ということだ。こういったバカが現れる要因はいったいなんだ。やはり「タマちゃん」がバカを作り出しているのか?あるいは、白装束集団の言うように「共産ゲリラによるスカラー波」の影響だろうか?

■一方、「タマちゃん」がかつていた横浜では、「くぅ〜ちゃん・誕生日会&サイン会」などというのが行われた…らしい。「くぅ〜ちゃん」はアイフルのCMに出演し人気沸騰中のロングコートチワワだが、約500人のファンを集め、写真集を買ったファンに“手形のサイン”をした、というのだ。こらこら、嘘をつくな、嘘を。犬がサイン(手形)などするものか。犬を使って金儲けしようというあざとい飼い主によって、無理やりやらされているだけじゃないか。

■さらに、驚愕の事実が…この日妹分であるスムースコートチワワの「すももちゃん」がデビューし、今後は2匹でユニットとして活動する予定。携帯電話のコンテンツ・メロダム(第一興商)で、2匹の待ち受け画面と「着吠え」がダウンロードできる…らしい。ちくしょう、いったいどうなってんだ日本は。なんだよ「着吠え」って。意味がわからないじゃないか。電話がかかってくるたびに犬に吠えられるなんて、いったいどんな罰ゲームなんだ。


2003年4月29日火曜日

鞍替え・小宮山洋子

■統一地方選。参院から鞍替えの小宮山洋子が自民党・越智通雄を破り当選。参議院をから衆議院へってすんなりと行ってしまっては面白みがないなぁ。元NHKアナウンサーの知名度と石井紘基の「弔い選挙」ねぇ…なにが「弔い選挙」だ、ばかやろう。

■滋賀県豊郷町長選は笑ったよ。リコールで失職した前町長の大野和三郎が勝利。校舎の「改修・活用」を訴えた新顔の元町議伊藤定勉氏と元町長戸田年夫氏を破って当選した…らしい。リコール派の分裂が響いたとか。リコールをした奴らのバカさ加減はただごとじゃない。いったいお前らは何が目的だったんだよ。「豊郷小学校の校舎」が争点になるような小さな町の住民が、総動員で演じた、それはそれは滑稽なお芝居でしたとさ。

■それにしても、大野和三郎町長の不自然な髪型はなんだろうか。リコールなんてのはどうでもいいのだ。あの髪の方が校舎よりも重要な問題をはらんでいる。

■だれも期待していないだろうが(笑)、NHK語学講座の近況。『フランス語会話』(NHK教育テレビ)は捨てました。聞くに絶えない内容だったし、内容もしょぼく時間の無駄と判断した。『フランス語講座』(ラジオ)は聞き続けている。『リスニング入門』も順調。『ビジネス英会話』は繰り返し聞こうと思うので、CDを購入していこうと思う。『レッツスピーク』は時間的に続けることは困難と判断し、止めた。

■大学入学と同時に買ったMDは編集機能が壊れていたので買い換えた。新しく買ったやつはVictorの22000円ぐらいで、MDLPやMP3にも対応している。いやぁ、バカ東大生の菊川怜が宣伝しているらしいので躊躇ったが、買って正解だった。これで語学の学習も進むってもんだ…と思いたい。

■最近、語学に夢中になっているので、本読み作業がいっこうにはかどっていないのが現状だ。あぁ、やっぱり語学は大学1・2年の時にやっておくべきことだった。つくづく後悔するのです。

■ユンソナが「日本に来て驚いたことは?」と聞かれて、飲食店に行列ができていることを挙げていた。なるほど、別に各国比較をしたわけではないが、これが日本独自のものだとしたら、なぜ日本人は行列を作るかという疑問はたいへん興味深いものだ。(僕は行列に並ぶことが嫌いだが)

■人々が並ぶのは、「そこに山があるから」を拝借して言えば、「そこに行列があるから」ということだろうか。つまり、人々が行列をなしているとおいしいような錯覚を覚え、自分も食べたくなる(なにも飲食店に限らんが)。さらには、苦労してありついた物をおいしく感じるのは当然かもしれないし(あるいは、おいしいと思わないと自分が報われない)、空腹は最高のスパイスとも言いますしね。

■「日本人はなぜ並びたがるか?」について、ありそうな回答は「集団主義文化」であろう。他人が食べたがっている物を自分も食べたい、という心理である。もう一つは「日本人の食文化への意識の高さ」だ(ちょっといかがわしい根拠だが)。日本人にはゆとりがない…なんて言説を耳にするが、これはスローフードにも通ずるところがある「ゆとり」ではないのか。だが、本当なのかそれは。検討を要する。

■ちょっと前からメディアが白装束の軍団を取り上げ始めた…と思ったら、ついにトップニュースにまで成り上がった。これもきっと「タマちゃん」の力によるものに違いない。

■「タマちゃんのことを想う会」の粟野裕司代表とあの「オカルト団体」の因果関係が明らかにされた。やはり「タマちゃん」には何かがある…なにか変なものを引きつけるとてつもないパワーだ。それにしても「タマちゃんのことを想う会」だ。まったく…「タマちゃん」のことなど想っている場合か、と私は言いたい。お願いですから、自分のオツムを心配してください。どうか、ご自愛ください。

■「スカラー電磁波」「スカラー波」をネットで検索すると、数件ヒットする。トンデモ理論であることを知らずにあのような文章を見ると、なんだか「そんなものがあるのか」と思うかもしれない。しかし、なにも大学教授まで登場させて「そんなものは聞いたことがない」と言わせなくてもいいじゃないか。メディアは、「専門家のコメント」「トンデモ理論であることの証言」がよっぽど欲しかったのだろうが、それを聞かれる側になってみろってんだ。「知らない」としか言いようがないじゃないか。他に何が語れるってんだ。しかも、どうせ他のことを言ってもカットされるんだからね。

■マスコミにもバカはいた。白装束の男が、取材者の姿を写真で撮りだしたとき、興奮気味に言うのだ…「いきなりカメラで私たちを撮影をしてきます!」と。何を言ってやがるんだ、こいつは。まぁ彼らの不気味さを伝えたかったんだろうが…しかしだねぇ、お前ら報道陣こそ真っ先にカメラを向けているじゃないか。鏡の前で自分たちを見てみろよ。

■それにしても…カルト集団の研究ってのは本当に魅力的な分野だ。このての専門家に誰がいるかは知らないが、なぜだか『ザ・ワイド』で得意そうにコメントする有田芳生の顔が浮かんだ。きっと、生き生きしているぞ有田は。『ザ・ワイド』もね。北朝鮮というオカルトだけではバリエーションが足りねぇっすよね?


2003年4月28日月曜日

北朝鮮、ベルヌ条約・批准

■しばらく見ていないうちに『朝なま報道局』(TBS)の田勢康弘のポジションが黒岩徹に変更していた。あぁ…ちょっとショックだ。田勢がいないあの番組なんて、どこに魅力があるってんだ。誰も草野満代の着物姿なんて興味はないわけでして。

■朝ナマ報道局の番組ホームページを見れば、番組は「草野満代の着物姿」を前面に押し出していることがわかる。『満代の「今週の着物」』なるコーナーがあり、草野の毎週の着物がチェックできるのだ。いったい誰が見るんだよ。草野マニアか着物好きだろうか…いやいや、別にそういう人はいないと否定するつもりはないのだが。

■『ザ・サンデー』(日本テレビ)では、北朝鮮が批准したベルヌ条約が明日から効力を持つ…ということを長々とやっていた。あいかわらず、北朝鮮にささげる情熱はただごとではない。そこからも北朝鮮のベルヌ条約のショックが窺い知ることができる。もうこれが見納めとばかりに映像を流していた。『ブラックワイドショー』の打ち切りとなるなど、著作権を無視できなくなった影響を日テレはもろに受けている。

■前にも書いたが、条約に加盟しているから著作権を守り、加盟していないと著作権を無視する…って姿勢は、根本的に間違っている気がしてならないのだが。メディアってのは著作権には敏感でないといけないんではないかい?それを条約に加盟していないから、著作権を無視してまえ!ってのはおかしいと思うのです。

■『サンデープロジェクト』には亀井静香が登場。田原総一朗も指摘していたが、総裁選で亀井静香は小泉純一郎を支持したわけで、ある意味では「小泉政権の生みの親」なのである。そんな亀井が小泉純一郎を批判しているなんて、まったく厚顔無恥にもほどってもんがあるんですね。田原は、亀井の倒閣宣言を引き出したいこともあって、「生みの親なんだから、責任を持って小泉おろしをすべき」と言うのだが(田原はよっぽど倒閣発言を引き出したいらしく、もういいよってぐらいしつこく言うんだ)、亀井はその点はごまかした。亀井は批判しているポーズを取っているだけで、結局動いていないんだよね。

■亀井は、小泉純一郎と口裏を合わせて「構造改革と抵抗勢力」という題目の芝居をしているんじゃないか。「自民党をぶっ潰す」と強弁した小泉さん、そして、対立の構図を持ち出すことによって小泉政権の支持率を上げている「抵抗勢力」の亀井さん…自民党政権の維持するための巧みなコラボレーションだ。それはそれは、とんだ茶番劇なのですよ。

■それにしても、番組で4月には絶対に景気が良くなると断言していた塩川正十郎を出せってんだ。まぁ、塩爺のことだ…機密費の時みたく「忘れてしまいました」とお得意の痴呆っぷりで逃げるかもしれないが。あんなボケ老人が財務大臣であることに、この国の悲劇がある。

■以前にも書いたが、あんな痴呆老人が財務大臣をやっている理由はこうだ…根っからの大蔵族である小泉さんは財務省の官僚様にフリーハンドを与えたいんだ。やはり政治的な介入なんてものは排除しなければならない。そこで、「塩爺」という「操り人形」が大臣ポストに用意されたのだ。この操り人形は本当に便利ですよ。経済オンチであるばかりか、頭も空っぽだから、思うどおりに動いてくれる。さらには「瞬間湯沸し機」の異名どおり、竹中平蔵なんていう不埒な輩にも、惜しむことなく「マジギレ」を披露してくれる。最高の財務大臣をいただきましたね?


2003年4月27日日曜日

徳永有美・内村光良

■徳永有美アナが「スーパーモーニング」を降板することになった。局の側はイメージを重んじての降板だったのだろうが、それもどうかと思いますよ。「内村プロデュース」を見ている者として、徳永さんに対しては非常に好感を持っていたわけで、ちょっと気の毒に思える。下平さやかアナのこともだが、内村光良って人間はテレ朝にとって疫病神だなぁ。普通の人間なら「えらいことをしてしまった」と後悔するのだが、内村は何を思うのだろうか。

■高校卒業→フリーターとなる人が14%に達しているらしい。う〜む。僕の周囲にも、中学校の知人にはそういう奴は多い。いわゆる「一流大学」を退学してフリーターしているって奴もいるけど。

■「フリーター」という言葉が非常に悪いイメージをともないがちだ。それは将来的な安定性がないからであろう。結婚をして世帯を持てばそれなりにお金が必要となるわけで、バイトでは家計が厳しくなるだろう。また高齢になれば年齢差別が待っている。

■企業がアルバイトやパートという雇用形態を好む以上、「フリーター」が増加することは当たり前のことだ。世間では「フリーター」の増加をネガティブにとらえ、問題視する声が多い。しかし、問題の核心は「フリーター」の増加にあるのではなくて、「フリーター」のおかれている環境にあるのではないか。

■「フリーター」という言葉にはネガティブなイメージがつきまとっているが、社会的地位の確立が必要だ。さらには、正規社員との賃金格差・就業環境格差の是正も重要だろう。やっていることが正社員とそれほど変わらなくても、待遇には違いがある。こういった極端な格差を、やっている仕事に応じて、なめらかにしていく必要があるだろう。


【追記2004/08/27】

どうも徳永アナ関係で検索してくる方が多いと思ったら、こんな記事が…
徳永アナ ウッチャン宅に“通い妻”(スポーツニッポン)
 テレビ朝日の徳永有美アナウンサー(29)が、別れたはずのウッチャンナンチャンの内村光良(40)と交際を続けていることが26日、分かった。27日発売の写真週刊誌「FRIDAY」が報じた。不倫騒動でレギュラー番組を降板し、4月開始の「報道ステーション」で画面に復帰。現在はアテネ五輪のキャスターを務める“看板”だけに、今後波紋を呼びそうだ。

 FRIDAYの記事は「ウッチャン宅に“手料理通い妻”」とのタイトル。同誌によると、徳永アナは五輪開幕を控えた金曜の深夜、古舘伊知郎(49)ら報ステのスタッフと焼き鳥店で打ち上げ。散会後の午前5時すぎ、24時間営業のスーパーで野菜などの生鮮食料品を買い込み、タクシーで内村の自宅マンションへ。人目を警戒しながらも、車から降りてダッシュでマンション内に入っていったという。
 妙なことに、私はこれを聞いてほっとした。内村に遊ばれて、人生が狂った…ってんじゃぁ、かわいそう過ぎる。不倫で番組降板ってのも納得いかなかったが、これについてもテレ朝がどうこう言う問題じゃない。


2003年4月26日土曜日

梨花の恋愛体質

■SARSってのは終息していく見込みがあるのか、なんてことを考えてしまう。どうやって撲滅するんってんだろう。そもそも、どこからこの病気が沸いてきたんだと思うとひどく不可解だ。
■地下鉄サリン事件…松本智津夫(麻原彰晃)に対し検察が死刑を求刑。初公判からすでに7年が過ぎているわけで、新聞各誌は裁判の長さを指摘する。まだまだ裁判は続くのだろう。死刑よりも寿命で麻原は死ぬんじゃないかとさえ思える。12人の国選弁護人には、これまでに約4億円以上の国費が弁護料として注ぎこまれている…らしい。この点の問題に我々は無関心でいるわけにはいくまい。
■ちなみに、僕は死刑廃止論者なんです。死刑による抑止効果や被害者の感情への配慮を!なんて主張にはちょっと否定的っすね。死刑による抑止というのはまったく怪しい。死刑を恐れて犯行におよばない潜在的な凶悪犯…そんな奴がいるのか。「被害者の感情」というものを国家が汲み取って仇討ちするってのもちょっと違うんじゃないか。まぁ、僕の死刑廃止の根拠は、スタンダードな死刑制度廃止論と同じですね。
■タレント・梨花が初エッセー「恋愛体質」(講談社)を発売し、梨花が以前、交際した4人の男性との恋愛模様を赤裸々につづった…らしい。サッカーの柳沢、さまぁ〜ずの大竹が餌食になっているようだ。このての暴露本ってのはほんと汚いと思う。書かれる側の身にもなってみたまえ、付き合ってた恋人が自分をネタに商売を展開するのだ。そして梨花は「恋愛のプロ」として名を売り、卑しくも芸能界に生き残ろうとする。こんな奴が偉そうに「恋愛」を語るのだ。あぁ、嫌だ嫌だ。吐き気がするね。
■梨花は言うのだ…「相手があってのことですが、終わったこと。私の思い出」「恋愛に憶病になっている人の参考にしてもらいたい」と。しかし、梨花自体が「恋愛」の恐さを示しており、人々を臆病にさせる要素がある。むしろこれは「恋愛のすすめ」というよりも「恋愛の注意点」を示している…そこから得られる教訓は、梨花のような最低な奴とは付き合ってはいけない、相手をよく選んで恋愛をしましょう、ということである。
■たまたまマネーの虎を見ていたら、ひとりの虎が「私たちのことを知っていますか?」とあるイラン人の方に聞いた。彼は、加藤和也以外の虎たちのことは「職業」を答えたが、加藤に対しては「美空ひばりさんの息子ですよね」と発言。加藤は「いちおうプロダクション経営をしているんですけど」とムッとした様子。加藤のアイデンティティを否定するような迂闊な発言だったが、やっぱり加藤和也は「ひばりプロダクション社長」というよりも「美空ひばりの息子」ですね。


2003年4月25日金曜日

子供の活字離れ

■最近、英語を少しがんばって勉強している。
■自慢じゃないが、かつて大学受験をバリバリの現役でたたかっていた時は、英語の偏差値は突出して高かった。それが今では見る影もない。で、大学院に行ったり、留学を考えているわけだから、ブランクを埋める必要が出てきたわけだ。
■大学受験に使っていた参考書を取り出してみると、もうダメですね。基礎的な単語や熟語ですら、忘れちゃっているものがある。なんだか大学受験で得たものがことごとく無駄になっている気がしてくる。こんなことならバイトの家庭教師を続けていればよかった…なんてことまで考えてしまう。
■まずは単語やイディオムを思い出す作業をしている。その手助けとなっているのが、ベクターで無料で入手したPCの単語帳ツールだ。これが便利なんですね。僕の場合は字が汚いから手書きの単語帳はそもそも見ることさえ嫌になるが、この点パソコンはよい…しかも入力も速いし、ウェブ上からコピペして取り込むことも可能だ。また、正解・不正解によって出題頻度が変わってくるという優れものだ。これで経済に関する英単語も学習中。
■その一方で、ネットの英字を読むことにしている。朝日、毎日、読売、ジャパンタイムス、NHKなどが便利だ。また、リスニングはラジオのビジネス英会話、リスニング入門をやっているし、ときどきNHKのテレビ・ラジオの英語ニュースも聞くことにした。リスニングの方も深刻だ。
■J.D.サリンジャー『キャッチャー・イン・ザ・ライ(ライ麦畑でつかまえて)』が売れているらしい。ただただ村上春樹による新訳というだけで…おそるべし、村上春樹。というか、そもそも最近の若い人はどういう物語かということさえ知らないんじゃないかとも思うのです。まぁ、僕もそうだけど…家にはあるんだ、英文のやつが。いつか英語の勉強がてら読もうと思って、古本屋で100円で買ったけど、まるっきり読む気配はないなぁ。
■たまたま読売新聞の社説を見ていると、「学校図書館の充実が急務だ」なんて文字が飛び込んできた。子供の活字離れ…なんてことが言われつづけているわけだが、社説では、学校図書館の蔵書が乏しいことにその要因を求めている。たしかに図書館の充実というのは大切なことであろうが、それをすれば子供が本を好きになると思ったら大間違いである。そもそも図書館を利用しようなどと思う子供は、もともと本好きであるわけで。
■これは子供の「運動不足」「外で遊ばない」ということにも通じるものがあるのだが、現代の子供たちには数多くの魅了的な物に囲まれているわけで、かつてのように「本」や「外で遊ぶこと」だけに子供たちの興味を集中させることは不可能だ。しかし大人たちは、「本」や「外で遊ぶこと」の面白さを子供たちにいかに伝えるかを苦心するわけだが、様々な物に興味が分散することはまったく自然なことだ。
■では、大人が想定するような「いい子」を作り出すための解決策はあるのだろうか?一つは、子供が目移りしそうな物をすべて取り除くことである。これは社会主義にでもなることが有効な手段となろう。もう一つは、強制的に本を読ませたり、運動をさせる時間を増やすことだ。こうすれば、物理的には、本や運動に費やす時間を確実に増やすことができる。
■後者の選択肢は、従来ならば、子供たちが自由時間にしていたことだ。これを学校の授業に取り入れようというのだから、学力の低下は避けられない。学力低下の問題が深刻になり、大人たちはこれに対処しなければいけなくなる。
■結局、家庭で過ごす時間が問題になるわけで、親の役割に依存せざるをえなくなる。「いい子」を作り出したいのなら、テレビゲームなどという子供を誘惑する物を与えないようにし、外で遊ばせて、本を読ませ、塾に通わせればいい。「活字離れ」「体力低下」「学力低下」という現在の時代は、親によって子供の質が変化するような、昔以上に不平等な時代なのかもしれない。
■「子供の読書には、家庭における読書環境が大きく影響しているが、読書活動を家庭にだけ任せるのは無理がある」と読売新聞の社説は言っているが、これは嘘である。子供の自由時間こそが重要であり、「いい子」を作り出すには、親は子供の自由を奪う必要があるのだ…テレビゲームなどに貴重な時間を「(大人の視点からして)浪費」しないためにも。なんだか、嫌な感じですね。


2003年4月23日水曜日

谷亮子:セクシー画像?

■田村亮子が初セクシーを披露(週間現代)…らしい。あぁ神様、どうか彼女の暴走を止めてください。オリックスの始球式で、「へそ出しセクシー」を披露した際に「ちょっとサービスしちゃいました」と爆弾発言をしたが、あれは冗談ではなくて、本気だったんだね。

■「ヤワラちゃん」などとちやほやされるもんだから、自分には女性としての魅力があると錯覚してしまったのか。これほど勘違いしていると何だか気の毒になってくるなぁ…残念ながら、あなたはブスですよ、と教えてやるべきだ。それが優しさというものだ。

■でも、ちょっと見てみたい気もするなぁ。恐いもの見たさってやつ…人間とは本当に厄介な好奇心があるのだ。これは非常に不幸なことだ。


■ちなみに、YAWARA氏が「ちょっとサービスしちゃいました」と言うサービスショットはこんな感じ(始球式の写真↓)。左は同日に始球式をした吉岡美穂さん…かわいらしいですよね。 で、右に目をうつすと…ぶわぁ…ク、クラッシャー!!!

谷亮子 始球式

 …TAWARAさん、サービスしすぎ(笑)


■土屋義彦埼玉県知事といえば、バカで有名だが、思ってる以上にバカかもしれないのだ。土屋は、見物人が殺到していることを踏まえ「あまり大騒ぎせず、じっと見守りたいですね」と呼び掛けつつ、「(タマちゃんと)話ができるなら話でもしてみたい」と上機嫌だった…らしい。お前も十分はしゃいでるじゃないか。アザラシと喋りたいときた。どいつもこいつもばかやろうばかりだ。タマちゃんがバカを作るのか、バカのところに好んで行くのか…謎だ。

■松浪健四郎議員の問題で「暴力団も有権者」という名言を福田康夫官房長官が吐いた。まぁ、福田の派閥リーダー・森喜朗さんも暴力団との関係が話題になったことがありましたね。やっぱ「有権者」は大事にしないとね。で、有権者ではない在日外国人は暴力団以下ってことでしょうか。松浪は暴力団と関係があったことを認めているが、国民に対し説明責任を果し、弁明をするという。「弁明」の意味がわかってんのか…まさか福田長官ばりに「暴力団も有権者」と弁明するわけじゃあるまいな。

■ヤマタクの愛人『変態行為』問題が世界へ…自民党の山崎拓幹事長との愛人『変態行為』を告白し、このほど実名で暴露本を出版した山田かな子さんが日本外国特派員協会に招かれ記者会見を行った…らしい。このクソ女はどうしようもないね。どういう感じで記事になるのかな…

■変態・山拓の新エピソード…「(山田かな子さんの)母の写真を見て、この人とセックスをさせてほしいといい、(山崎拓)先生のペニスの写真を渡してほしいと頼まれた」だって。写真と聞いてふと思ったのだが、山拓と山田かな子さんのツーショット写真って出ているのかなぁ…彼女の言うことが真実なら、変態プレイの証拠なんてのがあってもよさそうなもの。訴訟でも有利になりそうだし。実は金儲け+売名行為が目的かも…そのうち芸能界デビューなんてこたぁあるまいな。


2003年4月22日火曜日

野口悠紀雄の「超」商売法

「野口悠紀雄、金儲けてるなぁ…」と思ったのは、ブックオフ(中古書店)でずらりと並んでいる彼の本を見たときだ。古本屋に大量にあるんだから、さぞかし売れたのだろう。まぁ、駄本だから、古本屋にあるわけだが(*1)。

 僕が「野口悠紀雄」の名を知ったのは、中学生の頃だったと思う(*2)。『「超」勉強法』(講談社)を読んだ。『「超」整理法』(中公新書)がヒットした後の本だ。これら「超」がベストセラーになったことに気をよくして、なんでも「超」をつけて売り出した。

 「Amazon.co.jp」で「 “野口悠紀雄” “超” 」を検索したら48件もヒットした(現時点で)。
 『「超」整理手帳』関連のものが多いが…次のようなものが並ぶ。

 「超」文章法、「超」勉強法・実践編、続「超」整理法・時間編、「超」整理日誌(1〜7まである!)、「超」発想法、「超」整理法、パソコン「超」仕事法 、インターネット「超」活用法、シンデレラのパソコン「超」活用法、「超」知的生産とパソコン、パソコン「超」仕事法、「超」知的生活法、365日の「超」知的生活、『超』自分史ガイド、「超」旅行法…

 特徴としては、類書を出したり、文庫化して儲けているようだ。これはもう「悪乗り」としか言いようがない。

 そして、本ばかりではない。週刊誌の連載も「超」で、週刊ダイヤモンドは『「超」整理日記』、週刊新潮は『「超」納税法』だ。

 『「超」文章法』のなかに次のような記述がある。
思いやり、さわやか、達人、しなやか、やさしい、人間性。これらは、もともとは美しい日本語だった。しかし、こうした表現を臆面もなく使う人々に乱用されたために、言葉のイメージが低下した。いまや陳腐としか言いようがない。私は、こうした表現を平気で使う人を無神経だと思う。


 「陳腐」な単語に「超」を付け加えることを野口は忘れているようだ。


 「超」をブランドとして使うなんて、商売がうまい。さらには、彼はインターネット関連の本を出すだけあって、ネット商法にも長けているようだ。「オンデマンドカレッジ」と称して、『「超」整理法』を教えて、金儲けしている。サイトで自分の本を宣伝するのだが、それにとどまらない。

 今後も野口先生は「超」で儲けるのだろうが、手始めに『「超」商売法 』とか『「超」印税生活』という本でも出したらどうか。
 あるいは、ストレートに『「超」利用法』というのも捨てがたい。


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��*1)我が家には100円で買った「日本経済 改革の構図」「1940年体制――さらば戦時経済」(共に東洋経済新報社)がある。まぁ、こっちは野口の本業(?)の経済学だが。あと、半額で買った『「超」文章法』。

��*2)その後、大学に入って、彼が著名な経済学者であることを知った。単なる「有名」な経済学者ではなく、学術的にも高い評価を受けている。長年、一橋大学で教鞭をとり、現在は青山学院大学大学院教授らしい。いわゆる「市場原理主義者」。


 そう言えば、野口は三島由紀夫の「文章読本」を引用して、「“僕”という表現をよく見かけるが、私は賛成できない。」(「超」文章法)と言ってたなぁ…


松浪健四郎の「ちょんまげ」

■松浪健四郎がちょんまげを切った。松浪が「ちょんまげ」をどう位置付けているかを知る術はないが、想像するに大事なものなのだろう。が、国民にとっては「松浪健四郎のちょんまげ」がどうなろうと知ったこっちゃないわけで、そんなことで許されると思ったら大間違いだ。松浪曰く、ちょんまげを切ったことで「生まれ変わり」ができたそうですよ…なんだよそれは。いったいどんな裏技なんだ。伊藤家の食卓も真っ青だ。

■「タマちゃん」が埼玉に現れた…らしい。「ニシタマオ」から「サイタマオ」へ?住民票を変更?などとバカが騒ぎ出した。もうやめてくださいと願うのですよ。

■タマちゃんを見守る会・代表の田中保男さんはわざわざ神奈川から埼玉まで出向いた。やはりあの「タマちゃん」への情熱はただごとではなく、彼の情熱を誰も止めらんないよ。メディアでは彼は「タマちゃんの権威」のように扱われており、田中さんの「表情や模様からタマちゃんに間違いない」という言葉によって、「タマちゃん」という認定がなされたところがあるからね。「涙が出るほどうれしい」と語る田中さん…そうだろう、そうだろう、それはさぞうれしかろう。この人はあきれるばかりの暇人であるばかりか、すごく寂しがり屋さんのようだ。

■日本テレビで、えなりかずき・受験失敗ドキュメントがやっており、ついつい見てしまった。一般の人から見れば、えなり君はタレント業で忙しいのに受験をするなんて偉いと思うかもしれないが、厳しい受験を経験した人間はちょっと違った見方をしたのではないか…つまり、あんな勉強量で受かるわけがない、と。だって、これまで学校にも行かずに勉強をおろそかにしていたわけで、受験勉強をやり始めたのは半年前ぐらいからでしょ?それで受かろうなんて、ちょっと受験をなめてないかい?

■番組では「他のタレントは一芸の推薦入試で受けるが、えなりは一般入試を受ける」と強調していたね。でもね…落ちてたらそれも意味ないじゃん。感動物語に仕立て上げようと必死なわけですね。そもそもテレビに密着取材をさせている時点で、本気で受験する気があったのかという思いを持たせる。

■テレビでは大学名を隠していたが、早稲田、慶応、上智、青学を受けたらしい(あくまでも2ちゃんねる情報)。私大のトップ3に、すべり止めの青学って感じかなぁ。「真面目」を売りにして芸能界にいるえなりにとって、これ以下のレベルは許されないということかな。たとえば「日本大学」の場合、あの「坂本ちゃん」と同じランクに位置付けられてしまうわけで、これはかなりの致命傷である。まぁ全滅ってのも痛いけど。

■どこ受けたんだろうと大学名を知るため、この種の情報は2chだろうと思いつつ見に行った(僕も物好きだよなぁ…えなりに関して知りたいなんて)。まぁ、予想通り、えなりに対する罵詈雑言で埋め尽くされていた。成功している人間が失敗するってのはうれしいんだろうな…特に「学歴」にすがって生きていこうって人間にとっては。

■それにしても…「えなりかずき」ってのはすごく大根役者のように素人目には映るのですよ。演技下手ですよねぇ…


2003年4月21日月曜日

社交辞令・コミュニケーションの難しさ

■久々に電話があった知人に対し、社交辞令のつもりで「また飯でも食いに行こう」と言ったら、「いつが暇なの?」と畳み掛けてくる。嫌な予感がしつつ、都合の悪い日を教えると、「今日はダメ?」だって。これは不用意な言葉を発してしまったと自分自身後悔した。「今日も明日も明後日も、お前と飯にに行くなんてごめんだね」と心の中で思いながらも、これは引き下がれないところまで追い詰められたと感じて、「あぁ今日ならいいよ」と答えてしまった。ちくしょう、金欠なのですよ。しかも雨じゃないか。コミュニケーションとは難しいものです。

■それにしても、このシチュエーションってのはありがちなコントみたい。「また今度遊びに行こうよ」的な社交辞令に対して「いつ?」と聞き返す空気の読めない人…という具合に。あれは「こういう奴いるわぁ〜」っていう共感のうえに成り立つ笑いなんだね、と実感したのですよ。


2003年4月19日土曜日

山田かな子&山崎拓

山田かな子・せんせいせんせい―わたくし山崎拓自民党幹事長の愛人でございました。飛鳥新社このアイテムの詳細を見る


■山崎拓がとんでもないことになっているのだ。平成4年〜13年まで山拓の愛人だったという人が、「山田かな子」という実名で「せんせい」(飛鳥新社)という暴露本を出したのだ。

■「性の奴隷として扱われたわたくし自身の尊厳を守るための闘い」として、今回の暴露本出版に至ったという。そんなわけのわからん理由があるものか。そんなに「性の奴隷」が嫌だったなら、やめればいいだけだ。過去のことを暴露して金を儲けようなんて、最低のクソ女だな。

■本の内容は、変態・山拓満開であります。各章のタイトルが「『政治』より『性事』がお好き」「淫欲に耽り狂った外遊同行の夜」など…らしい。「ベッドでの先生は、ご自分をいろんなものに例えておられました。『悪魔』『竿師』、極めつけは『AV男優』…。いつもアダルトビデオを大音量でつけっぱなし」「セックスの最中も、加藤(紘一元自民党幹事長)さんなどと(電話で)会話することもございました」「先生はよく自分の尿をわたくしに飲ませました。その生温かい液体は、いかにも身体に悪そうな味でございました」

■尿を飲ませた側の山拓もどうかと思うが、これを書いた山本かな子さんも尿を飲んだ側であり、よくもまぁこんなことを得意げに言えるなぁと思うものの、これも金の亡者だからできる所業なのだろうと勝手な解釈をしておく。そして、何よりも驚いたことは、山崎拓が「政治家」ではなくて「悪魔」「竿師」「AV男優」ということだ。初めて知りました。特に「竿師」って響きがおもしろい。いったいどんな「竿」なんだよ。

■まぁ、気が済むまで訴訟してください、と山拓には言うしかないね。あと、こんな馬鹿げたことを国会に持ち出さないで欲しい。国会は「性事」を論議する場ではないのだから。それをしてしまったら、もはや悲劇なのか喜劇なのかわからなくなってしまうのだ。

■僕としては、山崎拓さんと山田かな子の「変態交際」を問題にするくらいなら、松浪健四郎の「黒い交際」を問題にした方がまだマシだと思うのです。


■毒舌漫談家・綾小路きみまろが、第一生命が一般から募集した「サラリーマン川柳」のネタをパクっていたことを認め謝罪した。パクるってのは「ヅラ」以上にマイナスだなぁ…

■小沢一郎は、剛腕コラムの中で、「サスケ氏は昨年秋、映画の試写会で初めて会ったが、救急医療体制の整備問題など、政治を真面目に考えている若者であり、他のタレント候補とはものが違う。間違いなく有権者の有益になる議員になることだろう」と自己を正当化している。まったくタレント候補を出すときってのは、どいつもこいつもこういった言い訳をするんだ…自分たちの理念や信念が疑われないために。

■政治をまじめに考えているだけで推薦させてしまうものなのかよ、小沢一郎の「理念」というのは。政治をまじめに考えている若者なんてそこら中にいる。たとえば、政治家を志して、政治家の秘書になる人間だっているんだ。そういう人の方がよっぽどザ・グレート(自称)・サスケよりもよっぽど政治のことを考えていると思うけど?


2003年4月17日木曜日

篠原信一・引退

■就職活動が本格的にスタートして、みんな必死になっている。それなのに僕は何をしているんだ…ってなことを考えて、改めてがんばらなければならないと思ったのです。

■なにもここまでしなくともよいのではないかとも思うが、閲覧できるコンテンツを減らした。これは生活ノートだけしか更新していません、というメッセージを訪問者(特にブックマークしていただいている方)に対して明確に伝えるためだ。

■まぁ、本当のところは、僕自身が目移りしないためのものでもある。あぁ、更新していないなぁ…などと考えてしまうと、急にいじりたくなる可能性があるのだ。

■復帰のめどはたっていません。まぁ、大学院行ったら、少しは考えますが、『伝言板』や『WhatLuck』といったものは設置しない方向で考えています。

■というわけで、僕とコンタクトを取るには『お便り』だけになります。気軽になんでも送ってくださいな。

■柔道、シドニー五輪柔道男子100キロ超級銀メダリストの篠原信一が引退した。あのダビド・ドイエに不可解な判定で敗れ、4年後には雪辱を…なんてことが言われたのだが、加齢に伴う体力の衰えがそれを許さなかった。あの判定を見た直後、NHKの有働由美子アナが泣いていたのが非常に印象に残っている。あれはどういった涙だったのか。悔しさからなのか、人気を上げるためのパフォーマンスなのか。

■毒舌漫談で中高年に大人気の綾小路きみまろが「自分はヅラである」と衝撃告白。告白するぐらいならヅラなんてつけるなよ、と言いたくもなるが、よかったんじゃないのか。それに、毒舌に「ハゲ」「ヅラ」という自虐的なパターンもできたわけで、芸人としてはいいのでは?もっとも、自分をネタにするほどの精神的体力があるかが問題だが。


2003年4月16日水曜日

産経新聞の珍説

■産経新聞社説が例によって頓珍漢な分析をしていて面白かった。

■「政府のふがいなさが残る外交課題への石原知事の姿勢は、人々に強烈な印象を残したのは間違いない。不法入国者を断固取り締まる姿勢や、北朝鮮の拉致事件に対する毅然とした態度に、多くの人々が共感を覚えたことだろう。」「毎年八月十五日に靖国神社を参拝する姿には、ばかげた戦争賛美の抽象概念などより、中国の批判を跳ね返す強い信念を見たに違いない。さらに、災害派遣に必要なら躊躇なく自衛隊派遣を要請する姿勢は、上滑りな平和主義の言い訳を吹き飛ばしてしまった。」

■例によって、これってすごく産経にとって都合のよい解釈をしている。これほどイデオロギーにまみれた分析も珍しい。それはお前らだけに通じる論理だろうに。まぁ左派も「戦争か平和か」というバカな論法を適用しようしたわけで、どっちもどっちだが。石原慎太郎のVTRで流れたのはほとんどが銀行税、ディーゼル車のパフォーマンス、国と戦うという姿勢、カジノ構想でしたよ?

■まぁ、これは産経的な淡い期待の一種なんだろうか。あるいは、産経読者=国民、それ以外=非国民、という解釈で分析しているのだろうか。

■小宮山洋子参院議員が衆議院に鞍替えするために、参議院議員としては失職した。せめて参院の任期をまっとうした後にしろよ、露骨だなぁ。参議院議員は怒ってもいいと思うよ。

■保守新党・松浪健四郎衆院議員がピンチ。森総理不信任案の時の水をかける映像を見る機会が増えそうだ。今度こそチョンマゲを切るのでしょうか?

■ザ・グレート(自称)・サスケは覆面を取るべきだ、と増田寛也知事や自民党に批判されているが、偉大なる(自称)サスケは取れば公約違反になると反論している。僕は覆面を取るべきではないと思う。自民党は「神聖な議場には顔の見えない人が入るべきでない」と言うのだが、あんなバカに議場の席が用意されるのだ、そんなものが神聖なものか。完全に失墜しているのだ。それに、このバカが岩手県民の代表です、と全国に示す必要もあるのだ。恥を知れ、岩手県民。

■それにしても、こんなバカなことを書いている暇がなくなってきた。こんな駄文を書くくらいの時間はたかが知れているのだが、自分自身にあせりが出てきたからいけない。こんなことをしてる暇があったら、勉強しなくてはという考えが僕を支配するのだ。かなり更新の速度を落とす必要がありますねこれは。


2003年4月15日火曜日

ドクター中松・羽柴誠三秀吉

■結局、田嶋陽子は四番手だったようだ。大敗ですね。これはもうTVタックルで舛添要一と対決させるしかないな。

■ドクター中松(※3月28日を参照)は「109,091票」も獲得した。そんなバカな。いったいどこのばか者が投票しているんだ。これはもう愉快犯としか言いようがないですね。そういえば、ドクター中松は演説で「物を作れるのは私だけです」と豪語していたわけだが…ちょっと待ってください、このボケ老人は何を言い出すんだ。だれも東京都知事に「物作り」を要求していないのですよ。東京都知事という職務がわかっているのか、彼は。なんだか根本からして間違っているような気がするし、ドクター中松のおつむは大丈夫なのかと心配だ。

■羽柴秀吉(本名・三上誠三)もそうだが、ドクター中松は、売名行為としか言いようがないんじゃないか。こういうばか者をどうやって排除すべきか、それが問題だ。

■そんなバカ博士が10万以上もの票を集めてしまった。投票率の低下も問題だが、これはもっと由々しき問題ではないか?NHKは統一地方選に熱心に報道していたが、そこんところどうなんでしょうか?おもしろがって投票しているバカはさておき、本気でドクター中松の主張に心をうたれたという人が数パーセントいることが考えられ、これは森総理ではないけど「寝ていてくれた方がいい」のではないか。

■ドクター中松と羽柴誠三秀吉、総理にするならどっち?という絶望的な問いを思いついてしまった。う〜む。そんな選択を迫られるくらいなら、僕は日本から亡命します。

■そんななか、一人のバカ者が当選しました。「ザ・グレート・サスケ」というバカだ(※3月15日を参照)。今回、岩手県議にトップ当選したらしい。彼は自由党から推薦をもらっていたんだね…知らんかった。彼のような人を国民に推薦するなんて、小沢一郎が率いる自由党ってのは、ほんと「理念」がありますのね。たいしたもんだ。偉大なる(自称)サスケ氏は県議になっても覆面でいくらしい…これを「理念」と言わずして、何を「理念」と言えましょうか。きっとこの「理念」こそ自由党が今の政治に必要なものと考え、推薦したに違いない。小沢一郎が次の国会でどのようなお面をつけてくるかが楽しみだ。

■TVタックル。ドイツはアメリカに擦り寄ってきた、ハマコー予言的中とはしゃいでいるわけだが、ニュースを見ている限り、擦り寄ったというのは不適当に思える。だって、ドイツは国連主導の統治って言いつづけているだけなんだから。

■アメリカが国際秩序を作っていく状況に対して危惧する、原口一博、江田憲司に対し、平沢勝栄は国連なんて組織は頼りないから国連中心なんてことはありえない、と言っている。いやいや、現在の国連に幻想を抱いている人間なんてのはそうそういないわけで、アメリカが作る秩序に振り回されて良いのか、と原口らは問題提起をしているわけだ。しかし、平沢は国連は弱すぎるからアメリカ主導以外ににない、と言い続ける。この人、議論が噛み合っていないことに気づいていないのかな。それを聞かれては困るから逃げているのかな。まずはアメリカが作り出す秩序は正しいのかという問いに答えてよ。政治家が「他に方法がないから仕方ないです」としか言えないなんて情けない。思考停止状態だ。

■このような平沢流あきらめは、カジノ構想支持の彼の論拠にも見られた。その根拠とは「違法なカジノはたくさん存在し、警察も取り締まるのが難しい。」…だから認める、というのだ。なんだよ、それは。それは警察庁OBとしての開き直りか。その論拠を他に適用したのなら、麻薬はたくさん出回っており、警察も取り締まれない…だから認めるってことにならないかい?政治家だったら、そういう違法カジノをどう取り締まるかを考えたらどうか?

■イラクを「ブッシュ・ドクトリン」の適用例として、「次はシリアだ!」とブッシュ政権のネオコンどもがわめき出した。シリアには「イラク要人を匿っている」というアフガン攻撃の論理にも似た罪状が突きつけられそうだ。それでも「仕方がないから」という理由で、アメリカを支持しますか、「ポチホシュ」の皆さん?アメリカの同盟国がそういう態度だから、アメリカがますます調子に乗らせていると思うのですが。まぁ、アメリカの行動にどこまでついていくのか、という線引きの問題にはなるだろうが、こういった人々は無原則にどこまでもついていきそうで怖い。


2003年4月14日月曜日

軍国おじさんVS平和ボケばあさん

■また七輪を使った集団自殺が起きた。車の中で七輪を用いた自殺…同じ手法であるからインターネットで知り合って自殺したのではないかと報じられている。こうなると、インターネットの闇の部分として「ニュース」になりうるわけで、「ネット規制を!」という声も上がってきそうだ。しかし、ちょっと冷静になって考えるべきだ。
■集団ではなく、個々が一人に自殺すればニュースにはなりえないわけで、まずニュースにならない自殺の方が膨大である、そのことを自覚すべきだ。ネットで知り合って、集団で自殺することなんてその一部にすぎないのだ。また、ネットという手段がなかったとしても、遠かれ遅かれとも、この人々は個々で自殺する可能性があるわけで。ネットが自殺しようという要因を作り出しているのではなく、現代社会の何らかの要因が自殺を作り出している(それが潜在的であるとしても)。それの方が問題とされるべきではないか。ネットというのは、個による「自殺」を「集団自殺」に変える役割を果たしているのにすぎないのではないか。
■今後もこの手の自殺は「ブーム」となりえるだろう。しかし、問題の本質は違うところにあると思う。なぜ自殺しようと考える人が存在するのか、それこそが問題だ(もっとも、なぜ自殺はいけないかを問いつける必要はあるが)。
■このノートでしつこく繰り返しているが、自殺をする人というのは「死の恐怖」について考えていない人のように思えてならない。この世に、死ほど恐ろしいものはない…そう現時点の僕は考える。死をどうやって受け入れるか、そっちの方が僕にとっては問題だ。
■統一地方選挙だ。僕が最も注目した神奈川知事選は松沢成文が田嶋陽子をくだして勝利した。まぁ神奈川県民の良識とは捨てたものではないなぁ…とは思ったわけだが、ちょっと田嶋のトンデモっぷりが見れなくて残念だ。東京都知事は当たり前のように石原慎太郎知事が勝利。まぁ、そうなるでしょうね。
■しかしまぁ、どいつもこいつも無所属で出やがって。松沢成文なんて無党派を取り込むために、わざわざ民主党から離党してねぇ。で、政党はその「無所属」の候補を「推薦」「支持」「支援」するわけだ。ばっかじゃなかろか。
■「共産党はイラク攻撃に反対です」こんなことを地方選挙で言われてもねぇ…あと、民主党や自由党ってのは小泉政権の経済政策を批判していたけど、小泉政権の政策と自民党の地方は同一だってのかい?こいつら地方ってのは国政の延長上にあるとでも思ってんのかな。こんなやつらが地方分権なんてことを言われてもピンとこないなぁ。
■樋口恵子も「軍国おじさん(石原慎太郎)に平和ボケばあさん(樋口恵子)の対立軸なんていいじゃないか」と言って立候補したわけだが、東京都知事選挙の争点としてはありえないよなぁ。普通の人は石原慎太郎を「軍国おじさん」と聞いてもピンとこないだろう。結局、樋口さんは石原アレルギーの人々の支持を集めただけになったんだろうね。


2003年4月13日日曜日

環境破壊/選挙カーによる騒音

■今日、目覚めたのは選挙カーによる騒音のせいだ。前にも書いたが、「(候補者の名前)をよろしくお願いします」などという騒音とともに走っているわけだが、あんなものが効果があるのか、と思っている。あぁいうのが無駄な金なんじゃないか。そんなことで投票してもらえるなんて思っている候補者、有権者をバカにしているとしか思えない。

■「ありがとうございます、ありがとうございます」などと騒音を鳴らして走っているわけだが、誰も声援なんて送ってないわけで、感謝される覚えはない。むしろ、こっちは起こされて、大変迷惑しているのだ。なにが「最後のお願いにやってまいりました」だ、ばかやろう。お願いしたからって、誰がお前なんかに投票するものか。

■そんなことよりも、お金がない。私にとって問題なのは、今お金がないことだ。ちょっと油断して使いすぎだ。さらに今月は教科書も買わないといけないのだった。

■「めちゃイケ」を見た。よゐこの浜口優が大学生を目指すという企画だった。青山学院大学を目指すというわけだが(これまた中途半端なレベルの大学を選んだものだ…)、はっきし言って、最初から無理であることはわかっていて(番組としては、一生懸命勉強したというていでやっていたが)企画している。浜口に逆ドッキリを仕掛けるという設定だが、ヤラセが見え見えで、しかも笑えなかった。あんなので視聴者がだませるものなのか。

■たとえば、塾のシーンなど明確にやらせであることがわかる。窓際の席に浜口は座った後、睡魔に襲われる。そこで、眠気覚ましとして、隣のマンションに下着姿の女性を仕込ませる。で、浜口はチラチラとそっちを見て、その様子を視聴者が笑うというもの。しかし、この仕込みは部屋をおさえて女性を待機させなければいけないのだが、これは浜口が窓側の席に座らなければ全てがパーとなる。こんな無謀なことをするわけがない。また、予備校のシーンは一回しか撮影されいない。いくらよゐこが低迷しているからって、浜口がずっと通いつづけたとは考えられない。

■結局、今週の放送は、次週の架空の大学に進学して、騙される浜口を笑うという企画の前振りだったわけだ。しかも、それだってヤラセっぽさを示している。たとえば、番組で受けれる大学は片っ端から受けた、というが、定員割れしているへっぽこ私大なんてそこらじゅうにあるわけで、浜口レベルの学力でも受かっていたとしても不思議ではない。にもかかわらず、架空の大学だけに受かり入学するというのは、ちょっと不自然すぎる。まぁ私みたいに「ヤラセだ!」と言って見ていると全く笑えないわけで、これもちょっと困りものだ。

■「松本・中居×日本テレビ」という番組がやっていたが、あまりにもクソのような内容だったから、途中で見るのをやめた。ダウンタウン・松本人志の才能は非常に高いと思うものの、あぁいう趣旨の番組をやらせると全くそれを殺してしまっている気がする。たとえば、狭い筒のようなところに松本が入って、ワニに挟み撃ちにされるという罰ゲーム。ワニが松本に到達しない程度に鎖の長さが調整されている。にもかかわらず、松本は怖がっている(フリをする)。こういう昔っぽい手法は視聴者には通じないんじゃないの?


2003年4月12日土曜日

新たなる占領

■「アメリカ、ありがとう」とフセイン政権の崩壊に歓喜する人が、アルジャジーラに抗議した…とCNNは伝えている。
■サダム・フセインの銅像が壊されるのに歓喜するイラク人たち。アメリカにとっては、なんとも都合のよい映像だ。プロパガンダではないか、という疑いを払拭することはできない。あと、あのアメリカ国旗をイラク国民はどこに隠し持っていたというのか。かなり不自然な気もする。
■現実的でないことは承知だが、次のような見方はできないだろうか…これまで、イラク人はサダム・フセインにおびえてきた。そして今、イラクの人々は「独裁者」が変わったことを悟った。つまり、自分たちの身を守る「処世術」として、一部の人たちは「新しい独裁者」に従う選択をし、歓迎している、と。
■新保守主義者、いわゆるネオコンは、さっそく「シリア」を次の標的として挙げている。「9.11」の報復戦争、アフガニスタンから始まった一連の戦争は、いよいよ拡大していくことが懸念される。しかし、安易な武力行使はアメリカ国民だって許さないだろう。「宿敵」のサダム・フセインとはわけが違うのである
…と信じたい。
■一部に、北朝鮮が次の標的だ、とする見方がある。しかし、北朝鮮を武力を持って制することはアメリカの国益にはかなわないと僕は思う。
■まず第一に、北朝鮮を制圧することによるメリットが見当たらない。むしろ、戦後復興のコストの方が計り知れない(統治すること自体は比較的簡単かもしれないが)。
■第二に、中国、ロシア、それに同胞という民族意識を持つ韓国がこれを支持しない。(イラクへの対応を見る限り、日本はいち早く支持する可能性があるわけだが。)
■第三に、北朝鮮という「脅威」が極東地域に存在することは、アメリカにとっては重要である、と考えられる(この「脅威」というのは、アメリカにとっては取るに足りないほど小さな脅威)。冷戦構造がなくなった今でも、日本や韓国にアメリカ軍が駐留できるのは、北朝鮮という脅威があるからに他ならない。日本や韓国の米軍基地はアジア地域の覇権を維持するためにも非常に重要な拠点である。
■三番目の理由から、日本がアメリカに物が言えない理由が見えてくる。つまり、この地域の安全保障をアメリカに依存しているという現状である。北朝鮮という脅威のおかげで、アメリカは基地を得ているのみならず、日本や韓国との同盟関係において、圧倒的優位に立つことができる。
■イラク戦争で捕虜になった女性兵士ジェシカ・リンチさんの救出劇がドラマになるらしい。ちょっと唖然とさせられる。「プライベート・ライアン」を文字って「プライベート・リンチ」とメディアは報じている。ちくしょう、なんだよ「プライベート・リンチ」って。
■リンチさんという人の存在を知らずに「プライベート・リンチ」なんて聞いたら、「private lynch」と思ってしまい、「秘密の私刑」と解釈してしまうに違いない。それはきっと世にも残酷な物語だ。
■「内村プロデュース」がついにゴールデン進出。あの番組は深夜のゆる〜い感じの方がいい気がしていたのだが、見てみてそれを改めて実感した。特に、TIMのレッド吉田の「ロドリゲス」なんてのは、内Pを見ている人にしか伝わらないだろう。で、番組自体は…結局、春の改変期の番宣に「内P」を利用した、という感じで、おもしろさは30%だった。特に黒柳徹子にクイズの判定をさせたのはいただけない。まったく趣旨を理解していなかったんじゃないか。笑福亭釣瓶が「大物」として登場するわけだが、まったくやる気がないし、笑いもない。箱根の温泉に入りに来たついでに出演しましたって感じ。
■内P恒例の「芸人不信バトルロワイアル」はゲームとしては非常にうまいと思い、考えた作家はえらいと思うのだが、いかんせん笑いがない。温泉での「だるまさんが転んだ」なんてのは全くおもしろくないばかりか、芸人の汚いケツが視界に入ってきてしまう。勝者へのご褒美「金髪美女との混浴」はお約束のオチなわけだが…「金八美女(ジョーダンズの三又)との混浴」、これは読めていた人が多かったんじゃないか。で、三又はあいかわらず「このバカチンがぁ〜!」とお決まりのセリフ。まだ芸人やってたんだね。
■あと…ドランクドラゴンが出ていたが、ほとんどがカットされており、ちょっと残念だ。ボケを見ていないが、少なくとも出川哲朗よりはおもしろかっただろうに。
■う〜む、中日が強いなぁ。評論家の多くが今年の中日は強いと予想しており、これはやるかもしれない(去年はほとんどの評論家が最下位と予想していた)。元ファンとしては少しだけ気分がいい。巨人や阪神が優勝してしまったら、野球が盛り上がってしまうから、中日を含め他の4球団にはがんばって欲しい。優勝してもビックリするぐらい巨人と扱いが違うからな。
■セリーグの試合がパリーグ級に球場がガラガラのように思えるのは、僕の気のせいだろうか。毎年あんなもんだっけ?これも人気低迷のあらわれ?観客動員数はどうなってるんだろうか。
■花田勝(元横綱・若乃花)がまたもやお騒がせ。ちゃんこ屋経営に続いては、今度は自分の化粧回しまでも売りに出したとか。よっぽど金欠なのかなぁ。現役と同じ感覚で豪華な生活を送っているのかなぁ(素人っぽい感想)。人間ってのは、生活水準を下げることは出来ないっていいますしね。安易にアメフト挑戦しちゃって(しかも、すぐにあきらめて)、退路を断たれちゃったんだね。芸能界のデブ枠で生き残る難しさを実感してるのではないか。結局、相撲解説としてしかメディアに露出するすべはないという現実(さらに、相撲自体がピンチ)。花田勝、今後も要チェックである。
■デブ枠ってか、デブタレントといえば、だいぶ前から松村邦洋を見ないなぁ(関西では出てるのかな?)。でも、松村だって、「阪神」と「ものまね」で利用価値がある。デブネタで笑わせることだってできる。それに比べて、花田勝はねぇ…


2003年4月11日金曜日

巨人・視聴率低迷

■いまさら言うのもなんだが、巨人戦の視聴率が悪い。すばらしいことだ。もう巨人に魅力なんてもんはないのだろう。巨人の不人気はプロ野球の不人気に直結している。巨人戦の視聴率悪化という情報が浸透すれば、メディアでのプロ野球の扱いは小さくなる。それがプロ野球の不人気を加速させるだろう、と希望的観測をしている。とにかく、すばらしい傾向だ。松井秀喜のバカ騒ぎを忌み嫌っていた僕だが、それがプロ野球を壊す役割をするのなら、それも甘受しようと思う。
■というわけで、君子豹変しまして…松井がんばれ〜。マスコミはもっともっとバカ騒ぎしろ〜。それにしても、松井はブサイクな顔しとるのう。


2003年4月10日木曜日

松井秀喜の満塁ホームラン

■松井秀喜が満塁ホームランだ。う〜む…まぁ、いつかはホームランが出るとは思っていたが。もうこうなったら、大変ですね日本は。現地のファンが日本のマスコミにサービスをする。それを無邪気に喜び、報道するメディア。あまりにも浮かれている様子は、ひどく冷めた目線にさせる。あぁ、バカだなぁ…とあきれつつも、滑稽に思えた。松井の満塁弾ね…イラク戦争をぶっ飛ばすほどのホームランでしたとさ(松井のホームランはトップニュースだ)。
■アルジャジーラなどの報道機関の記者が犠牲になっている。意図的に狙ったとの見方もあるが、詳細はわからない。ただ、アフガニスタンのときもアルジャジーラの支局が攻撃されただけに、恣意的に狙ったとの見方は説得力を持っている。
■大学の取得単位を数えてみたら、結構ゆとりがあることがわかった。フランス語さえちゃんとやれば、卒業できそうだ(次元が低いっすね)。というわけで、調子に乗って、NHKラジオの「英語リスニング入門」と「英会話レッツスピーク」まで聞くことにした。で、NHKのテキストを5冊も買ったわけだ。大丈夫かな。全部やれるかどうか不安だ。今年は語学中心の生活だ。望んだわけではないが、規則正しい生活が送れそうだ。しかし…続けることができるのか、それが問題だ。


2003年4月9日水曜日

フランス語

■もうそろそろ大学の授業が始まってしまう。論文はさっぱりだ。ちきしょう、何をやってたんだ俺は。あと、最近寝過ぎの傾向があるんだな。
■「Je m'appelle Koutarou . Je suis étudiant . 」…というわけで、昨日、NHKフランス語会話を見たわけだが、なんだろうか、あのこざかしい小芝居は。しかも、フランス語のレベルもそうとう低い気がした。もっとガンガン進めていってもよさそうなものだが。こんなんについていって大丈夫だろうか。ラジオの方がいい気もする。「私は俳優です」と言いきっていた声優・池澤春菜さん(春菜姫〜!)…彼女の顔と声のミスマッチはなにごとだろうか。講師である国枝孝弘センセのなよなよっとした感じもどうか。う〜む。
■これも昨日のこと、ついに「はねるのトびら」がレギュラー放送となった。時間が短すぎる気がした。まぁ、そこそこおもしろかったが。
■「内村プロデュース」は徳永有美アナがいなくなる、とのこと。けっこういい味出してたと思うんだけどなぁ…ちょっと残念だ。バカに見えるから控えたいのだが、あえて書くと、徳永アナは離婚危機にあり(これは事実と認めている)、内村光良と親しい関係にあるという噂があるのだ。そういえば、ウッチャン氏と初代・アシスタントの下平さやかアナの交際が話題になり、下平アナは「内P」を降板した。う〜む。
■名古屋の通り魔事件、またもや被害者が!と思っていたら、「夫の気を引こうとして」と自作自演だったらしい。まるでガキみたいな動機だ。しかし、この夫というのも、妻がこんなバカなことをしたんだから、ちょっとは気を引きつけられただろう。
■テレビのフランス語会話では不安になり、ちょうどラジオのフランス語講座がやっている時間だったため、聞いてみた。僕はNHKラジオ第二放送はきれいに入らないと思い込んでいたが、非常にクリアに聞こえる。大学に入った時に英語をラジオで学ぼうとしたとき、きれいに聞こえなかった覚えがあったのだ。これはいったいどういうことだ。くそう、こうなりゃ聞くっきゃない。
■というわけで、さっそく大学の生協に行き、フランス語講座を買った。昨日が初回だったらしい。まだ追いつけそうだ。あと、ビジネス英会話も聞くこととした。
■しかし、こういったものは時間を制約するわけでちょっと不安だ。ビジネス英会話は日曜日にいっきに再放送するらしいので、なんとかなりそうだが、フランス語は毎日聞かなければならない。「録音」という手もあるが、これは非常に危険である。聞かずにたまっていってしまう可能性が大きいのだ。これはもう雪だるま式にたまっていくんですね。そういえば昨日の聞いていないから、今日のも録音してまとめて聞こう…なんてことをやりだすと、もうダメですね。どんどんたまります。
■今後、ますます忙しくなりそうだ。「生活ノート」はともかく、「ひとりゼミナール」はますます更新のスピードは遅くなりそうだ。あんなものを始めたからいけない。


2003年4月8日火曜日

田嶋陽子知事

■今日は「鉄腕アトム」が誕生した日だそうですね。臨界アトムです。

■イラク戦争、大統領宮殿制圧だってさ。しかし、まだ「国民解放」のための戦いは終わっていない。そういえば…ウサマ・ラディンやオマル師ってのがいたけど、サダム・フセインもあぁいう感じになるんでしょうか?

■東京都知事選はやはり石原慎太郎が有利らしい。やっぱ樋口恵子じゃぁ厳しいよなぁ。神奈川県知事選は松沢成文が田嶋陽子を優位しているとか。う〜む、田嶋知事によるトンデモ条例が見たかったなぁ。あと、社民等を離党したときみたいに「結局、男社会」とかって泣き入れて、辞任しちゃったりしてね。

■TVタックルを見たのだった。あそこに出ているバカ国会議員をなんとかした方がいい。河村たかしはもうどうしようもないんじゃないか。あれが総理を狙うなんてことを言っているので、頭が痛くなる。名古屋の地位を貶めるアイツは本当になんとかせにゃならん。あと、舛添要一というのなんとかしないといけない。「今やっています!」「闘っています!」だって。結局、核心部分は何も変わってないわけで、従来どおりの自民党の構造じゃん。

■税制がややこしいと言う大竹まことに対して、舛添は「勉強していないからいけない!」と言うわけだ。内心では「バカな国民どもめ」って思ってんだろね。やっぱ「バカな大衆」は口を挟まず、エリートに任せておけばいいんですよね、舛添先生?


2003年4月6日日曜日

バカ女/数取団/クイズ・マジオネア

■選挙の季節のようで、選挙の放送がやかましい。中島義道は『うるさい日本の私』という著書の中で、「騒音も環境破壊じゃないか!」と環境保護を訴える候補者に対し指摘している。まぁ、そうもいいたくはなりますねぇ…

■しかも、候補者たちは、あぁいう空虚な言葉を連呼することによって票が得られると考えているのだろうか。もちろん時間の制約があって、抽象的な演説になってしまうのはやむをえない面もあるのだが…ちょっと選挙民をバカにしてないかい?あるいは、票を取るために握手をするのもバカにしている。握手をすれば親近感を感じ投票するだろう、と思っているのだ(実際、それで投票する人もいるようだが)。

■イギリスのジョークに「支持する政党の候補者ならば、それが豚であっても私は投票する。もっとも、豚の方がマシな場合もあるが。」というのを聞いたことがある(うろ覚え)。つまり、有能か無能かに関わらず、政党の候補者に投票するというのだ。これこそ議会制民主主義というもののように思える。実際、一人の候補者が当選したからといって、自分の政策を達成できるわけではないのだから。

■しかし、現在の日本でそれができるかと言えば、それは無理である。自民党内でも民主党内でも個々の候補者と実際の政策の乖離がはなはだしいからだ。もっと「マニュフェスト」といったものの浸透が必要だろう。

■『めちゃイケSP』を見る。「モーニング娘。」に岡女・期末テストと称して、「バカ女」を決定するというもの。勉強してないアイドルの実態なんてものは知りたいとも思わないし、おもしろ回答というのだが、明らかに狙っている者もおり、どこを笑ってやればいいのか。岡村のイジリもかなり無理があったような…

■番組の構成は「モー娘。」を三分割し、間に「数取団」と「クイズ・マジオネア」を挟んでいる。まぁ、「モー娘オタク」を引きつけるための苦肉の策なんだろうけど、僕からしたら「そんな引っ張るようなものか?」という印象が残りました。

■結局、「バカ女」は辻に決定したわけだが、あの映像はいかがなものか。辻は泣いていたよ?…本人は泣きながらも笑っていたけど、番組制作サイドとしては辻の珍回答を笑わせようとしたんじゃないの?「笑い」は欲しくなかったのか?視聴者が涙を見ることで、あれが「イジメ」に見えたり、同情したりすると、笑えなくなるのでは?(まぁ、そもそもくだらなくて笑えないけどね)あそこは休憩を取って、泣き止んでからの方がいいんじゃないか。もっとも、辻の涙で数字さえ取れれば、笑いが減ることや苦情が来ることは甘受しますって発想なのかもしれないが。

■昔の「めちゃイケ」ってもっとおもしろくなかったか?と今更ながら思った。そもそも、「数取団」や「クイズマジオネア」なんてものは全く笑えないんですよ。

■「数取団」なんてものは本人たちが楽しんでるだけで、ちっともおもしろさが伝わってこないし、僕はリアクション芸が嫌いだ。知られてはいけない「写真」を罰で貼られるというのだが、結局は視聴者にはモザイクがかかって見れないわけで、視聴者は芸人のオーバーなリアクションを見て「きっと知られてはまずい写真なんだな」と予想して「楽しむ」しかない。これは「ピー」という放送禁止の効果音と同じで、視聴者は「きっと、すごいことを言っている」と察して「楽しむ」しかない。そういうことが楽しいという人はそれでいいんだけど、これほど視聴者をバカにした手法はないと個人的には思います。

■「七人の侍」の罰ゲームは、野武士が袋叩きにするものだった。このことで「いじめを助長する」との非難を浴びて、めちゃイケ側は屈服した。「数取団」では「力士と相撲を取る」という「スポーツ」を持ち出すことにより非難をかわす工夫をした。番組サイドとしては「してやったり!」なんだろうが、両方とも「つまらない」という点では進歩は見られない。

■「マジオネア」…みのもんたの誇張という面ではやむをえないのかもしれないが、岡村による毎度の顔芸もしつこい。それに芸能人の「秘密」なんて興味ねぇよ。そもそも、この「秘密」ってのがかなりどうでもいいことばかりだ。それを「勘弁してくれよ〜」という過剰なリアクションやクイズ形式にすることで粉飾している。この日は和田アキ子が夫に「私を抱いて!」というのが口癖、という「暴露」だった。和田アキコの普段「演じている」キャラのギャップが笑いどころなんだろうが、「だからどうした」としか言いようがない。

■「めちゃイケ」は個々のタレントよりも、作家の企画が面白かったという気がしたんだが…やっぱ、単発の企画よりも、安易に「数取団」や「マジオネア」、あるいは「クイズ浜口おさる」といった定型のコーナーしてる方が楽なのかなぁ…なんてことを素人ながらに思った次第です。


2003年4月5日土曜日

ブックオフの山びこ挨拶

■衆院議員・鈴木宗男被告の元秘書でコンゴ人のジョン・ムウェテ・ムルアカ氏が、映画配給会社ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントの町田治之社長の1日私設秘書に任命された…らしい。ムルアカさん…家計は火の車だそうで、ひさびさの仕事でよかったね。でも格闘家になるというのは無理だよ。あと社長秘書という肩書きを利用して、恫喝しやしないかと気がかりだ。

■そういえば…かなり前に、サンデープロジェクトで塩爺が「来年の4月までは今以上に悪くなることはない」と豪語していたのを思い出したんだが…根拠なき楽観論であることが証明されたわけだ。今の景気の悪さは決してイラク戦争によるものではないんだからね。

■財源を財務省から地方へ委譲しようとする竹中平蔵に対して、塩爺は「うそっぱちだ!」と激怒したが…あれなんて官僚にいいように操られているという印象が残るなぁ。経済諮問会議で自分が軽んじられていると嘆いていたが、諮問会議は官僚主導を排し、総理主導に経済運営を行うたという名目なんだからねぇ…官僚の言いなりの大臣サンはお呼びでないんじゃないっすか?…でも、怒ってる塩爺は滑稽でとってもステキです。

■ブックオフに行ってきた。大学に近い店舗には、大学の授業で使ったテキストがすぐに売られている。私が出席した授業のやつも売られている。しかも最初から売るつもりらしく、本はまったくきれいな状態だ。

■それにしても、自分が定価で買った本が、ブックオフに並んでいたのを見たときのショックはない。あぁ…ブックオフで買えばよかった、という後悔だ。まぁ、新書や文庫なら許せるのだが、ハードカバーのものが100円コーナーに並んでいたときは「ちくしょう、著作権はどうなってんだ」と八つ当たりしたくなる。

■しかしまぁ、ブックオフはあいかわらず「いらっしゃいませ、こんにちは〜」の連呼だ。まったく、うるさいったらないじゃないか。いったいどんな嫌がらせなんだ。

■その帰りには100円ショップに寄って、コーヒーを入れるビンを買った。いやぁ…ブックオフに100円ショップ…なんだか貧しいな。これは私の持論なんだが、100円ショップというのはよくないと思うんですね。というのも、こういった安いものは大事に使う気持ちが少なくなるだろうし、必要でないものまで消費してしまう。


2003年4月4日金曜日

オタクと室井佑月

■TBSの「Pooh!」という番組で、あるネットアイドルに密着していた。常にコスプレしていたり、変な格好・ポーズでファンから写真を取られたり、ファンのためのオフ会を開催したりととても大変なのだ。

■そうとう痛い人だなぁ…これは率直な感想だ。コメンテーター(?)として出演していた室井佑月も同様の違和感を持ったようで、「まったく価値観がわからない」「この人よっぽど自分のことが好きなんだね」と室井は発言する…。完全に侮蔑だ。取材しておいてこの仕打ちはひどいんじゃないかと思うほど露骨に。それに対して、白石美帆も内心は確実に「きも〜」って思ってるのだが、好感度を気にして、ネットアイドルの立場を擁護する。しかし、そんな白石に室井は言うのだ…「彼氏があんなの(オフ会)を見に行ったらどう思うの?」と。こう言われると白石は何も返せない。

■また室井は「ファンの人たち、顔出しちゃっていいの?」と言う。これも侮蔑以外の何物でもない。顔出しの許可は任意で取っているらしい。つまり、世間でどのような目を向けれるかを自覚している人が顔出しを拒否したのだ。残りは無自覚なのか。

■でも、嘲笑されることを自覚しているのに、顔を出したという人もいるかもしれない。だとしたらちょっと感心してしまうなぁ…自分の信じる者を胸を張って応援しているのだから。

■にしても、あのヘアースタイルとファッションセンスはなにごとだ。そして、何よりも問題なのは、バンダナだ。1980年代の人でしょうか。まるで「はねるのトびら」の「おーたむSAN」と「MUGA様」のコント(ネットアイドルにはまる、いわゆる「オタク」を笑いのネタにしたコント)のような人たちだ。デフォルメされているキャラとはいえ、あれに近い人は本当にいるのだ。

■そうそう、「はねるのトびら」と言えば、今日の15時から「レギュラーSTART直前スペシャル」をやるらしい。ついに「はねトび」復活だ。まぁ、あの番組は根強いファンがいるから当然のことかもしれないが。

■ボブサップは練習不足のせいで負けたという非難にもかかわらず、テレビに出続けている。野獣キャラが飽きられていることを自覚してか、最近すっかりお茶目な人になっている。サップの右目は相当ひどいことになっており、それでも笑っているサップはなんだか痛々しい。


2003年4月3日木曜日

ちょっと懐疑派

■それにしても、「ちょっと懐疑派」です。いったいなんなんだよそれは。「懐疑派」で、しかも「ちょっと」です…でも、今までの中では一番気に入っていたりもする…他の人はどう思うのでしょうか、このネーミングセンスを。

■「懐疑派」というのは名前に込められた思いというのは…正直、特に何も考えてません。気分です、気分。

■あえて言えば…「情報」「ニュース」「常識」などに対して、いつも疑いの目を向け、批判的検証が重要であると思うわけで、僕自身そうありたいと思うわけです。批判的検証の重要性を示す例としては、たとえば、アメリカやイラクの色つきの情報、プロパガンダ映像というのはその典型例でしょう。当初は「批判精神」という語句を入れたいとも考えましたが、ちょっと重たい感じがしてボツとなりました。

■「ちょっと」がつく理由…自分自身が常に「疑いの目」というのを向けているのかというと、そこも疑わしいわけです。だから完全に「懐疑派」と名乗ることに抵抗を感じたのです。ある意味の「逃げ」の気持ちですね。あと、言葉の響きがよいことと、中途半端というか宙ぶらりんな感じを出したかったので、使用しました。

■とりあえず、タイトルはこれに確定したっぽいので、バナーを作ってみた。とあるサイトで素材を拾ってきて、加工する。だいたい5分で出来る。で、3つ作ったんだけど、一つは不採用とした。この不細工なネコ(?)が非常に気に入った。すごく懐疑的な顔つきであり、これこそ私が求めた視点だ。

■名古屋市内の通り魔事件…私の実家のすぐ近くだ。きっとむこうでは大騒ぎだろうなぁ…


2003年4月2日水曜日

南アルプス市

■エープリルフールだ。どうもバカに見えるのは、必死になって嘘をつこうとするやつです。4月1日は「4月バカ」の日です。
■その典型例が小泉首相であり、「抵抗勢力と別れて政界再編に取り組もうと思っているんだ」と政治的な嘘をついた。つまらないし卑劣な嘘だ。人はいつも嘘をつく生き物で、特に小泉純一郎という人は、「エイプリルフール」に限らず、いつも嘘をついているのです。
■「モーリー」の後任には山崎派の亀井善之・元運輸相…とのこと。橋本派などの派閥から選ぼうと思ったが、断られたらしい。亀井は専門的な知識を持っていないようだが、これが小泉首相のいう「適材適所」なのか。
■山梨県では全国唯一のカタカナ市となる「南アルプス市」がスタートを切った…らしい。すごくチープな名前だなぁ…そもそも「あるぷす」ってのがいけない。また、「南」「市」という漢字とカタカナがなんともミスマッチだ。
■このサイトの名前に「懐疑派」というタームを使おうかと思う。「○○懐疑派」だ。ひとまず「ちょっと懐疑派」だ。
■変えてみたものの、なんかしっくりこないなぁ…エイプリルフールの嘘ってことにしようかなぁ…あと、「すこぶる懐疑派」や「できるだけ懐疑派」「いつも懐疑派」というのも考えた。