2003年5月30日金曜日

中野未寛成

■民主党は白紙に戻った自由党との合流問題をめぐり全議員懇談会を開催したが、鳩山由紀夫前代表のグループや旧民社系など合流推進派が「多数の議員の意思に反する決定だ」などと菅直人代表ら執行部の対応に強く反発、議論が紛糾した。合党大会に次ぐ議決機関の「両院議員総会」を開き、投票で合流の可否を決め直すよう求めた。中野寛成前幹事長は「総会を開かないのなら、私たち自身で合流に向け自由に運動を進めたい」と述べた…らしい。もうやめろ、バカ野郎めが。中野未寛成…いまだ未完成ってことでしょうか。
■イラクでの戦闘終結後も開戦の主要な理由だった大量破壊兵器が見つかっていないことに関し、米政府が意図的に情報を誇張したのではないかという疑惑の声が米議会などから上がっている…らしい。そういえば、当初からイラクが本当に大量破壊兵器を持っているのかとの疑念があったため、最近ではすっかりこのことは忘れ去られてた感があるね。まぁ、あんまり早く出すと、査察を続行すればよかったじゃないか、との批判も出るかな。
■でも、「大量破壊兵器はある」と断言して戦争を始めたんだからねぇ。実際には、どれだけの情報をつかんでそう言っていたのか…あるいは、「あるだろう」という予測に基づく武力行使だったのか。
■竹中経済財政・金融担当相が米国の大学に復帰するための準備をしていると報道され、ちょっとした騒動になっている。まぁ、金には汚い竹中氏ならやりかねん、なんてことを思ったりします。ご意見番である江藤隆美が「職を去られることは、日本のためにはよいことだ」と予想通りの反応。「自らハンドルを握って運転した経験がない。学問の世界だけで政策を勉強した方だ。だから思いどおりにならず(経済情勢が)段々悪い方向に向いてきた」とも発言。
■政治家がよく学者や評論家に対して「実態を知らない」と言うが、じゃぁ政治家は知っているのかと言いたい。実態を知っていると豪語する自民党という党の政治家が、いったいどれだけ日本をダメにしてきたか。実態を知っていると言うのなら、なぜ「実態」と乖離したバブルに気がつかなかったのだろう。不良債権の「実態」について何も知らなかったのはなんでだろう。財政赤字に関して、あまりにも「実態」とかけ離れた論を展開するのはなんでだろう。


2003年5月29日木曜日

ザ・グレート・サスケ・AV出演

■あの覆面レスラーの話題とあれば、取り上げないわけにはいかない…岩手県議のザ・グレート・サスケ(33)にAV出演疑惑が浮上している…らしい。出演しているのは別人…と本人は言っているわけだが。タイトルがすごい。こともあろうに、『サスケのジュニアはヘビー級チャンピオン!!』だ。

■「中肉中背」のザ・グレート・サスケ議員と違って、「息子」の方は「ヘビー級チャンピオン」らしい。AVのタイトルを考える人ってのはどうもおかしい。いったい、どこからこんなクレイジーな発想が浮かぶのだろうか。しかし、真偽はともかく、「グレート」を自称する以上、やっぱ「ヘビー級」じゃなきゃまずかったんだろうなぁ…と妙に納得させられた。これが「ミニマム級」とか「フライ級」「バンタム級」の「チャンピオン」だったら、「だから何だよ」と言われかねないのだ。

■県議会では、当選直後からご本人の覆面姿での議場入りが問題化し紛糾。マスク問題は継続審議となっており、「反覆面」県議からは、議会運営委などでAV疑惑の説明を求める動きもある…らしい。岩手はとんでもないことになっているのだ。かなりどうでもいいことで盛り上がっている気がするのだが。

■しかし、もしAV出演が真実だとすれば、偉大なるサスケ議員は「AVに出て何が悪い!」と開き直ればいいと思うし、岩手県議に聞きたいのは「AV出演ごときで何を騒いでいるの?」ということだ。じゃぁなにかい、AV男優やAV女優は議員になれないってのかい?となると、山崎拓の立場はどうなってしまうんだ。山拓は自分は「AV男優」であると語っていたらしいぞ。そんな奴が政権党である自民党の幹事長だ。

■イギリスの世論調査で、フランスに不信感を表明する国民が急増し、欧州単一通貨ユーロ採用に反対する意見も伸びている…らしい。さらに、「信頼できる同盟国」として73%がアメリカをあげた。「信頼できない」筆頭はフランスの55%だ。イラク戦争で生じた英米と仏独の溝がそのまま表れている。

■もともと、イギリスは大陸欧州と隔たりがあった。アメリカとの「特別な関係」に配慮したり、フランス・ドイツ主導で進んでいる欧州統合に追随したくないというナショナリズム的なものもあった。経済システムから見ても、イギリスを『ヨーロッパ型』なるもの分類されるというよりも、『アングロサクソン型』というように、アメリカとの類似性の方が大きいだろう。

■共通通貨である「ユーロ」に関していえば、これまではイギリスは欧州統合に文句を言いながらもついてきたため、「ユーロ」への参加も時間の問題だろう…と思われてきた。が、アンケートでは「国民投票が実施されれば、必ずユーロ導入に反対する」とした回答者が45%に達し、過去最高レベルとなっている。「ユーロ」参加に積極的なブレア首相はまたまた試練の時を迎えるようだ。

■お笑い芸人・はなわ『佐賀県』というCDが売れているらしい(オリコン・3位)。佐賀県民って怒らないのかな。はなわとしては、佐賀県を敵に回してもしれている…と思ったのでしょうか。佐賀県での売上も気になるところだ。

■はなわの佐賀県ネタなんて、すぐ飽きると思う。にもかかわらず、CDをたくさんの人が買ったわけだ。よっぽどツボに入ったんだろうな。で、その勢いで買ってしまう。しかし、冷静になるべきだ。長期的な視野にたって欲しい、もし「はなわのCD」を持っていることが人に知られたら…恥かしくないか?はなわ自身よりもCDを買ってしまった人の方が面白い。もし万が一、あなたが買ってしまったなら、口が裂けてもそのことを言うべきではないのです。部屋にある場合はこっそりと処分しましょう…誰にも見つからないようにね。

■「はなわのCDが売れているのは、なんでだろう〜♪」…というわけで、このことはテツandトモにも言える。それに加え、ダンディ坂野も便乗して「OH! NICE GET's!!」を今日リリース。お笑いCDバブルなのだろうか。しかし、30を越えたオッサンが「ゲッツ!」と連呼しているであろうCDを、いったい人々はどのような顔をして購入していくのだろうか。私にはそのことが気がかりなのだ。

■第一、「ナイスゲッツ!」がひどく不可解だ。いやいや、「ナイス」もわからないが、そもそもわからないのは「ゲッツ」だ。まったくわからない。ただ、音楽番組で「ゲッツ!ゲッツ!」と連呼している中年男・ダンディ坂野は見てみたい。それはひどく滑稽で笑えるに違いないのだ。きっと、その姿を見た時こそ、私は言うのだろう…「オー!ナイスゲッツ!」と。

■こちらも同じく恥かしいCDの類だが…モーニング娘。や松浦亜弥らが所属するハロー!プロジェクト(つんく♂ファミリー)が、恒例のシャッフルCDを発売する。今回は人間が生きるために不可欠な3要素である「水」「塩」「空気」をテーマに総勢7組23人を3ユニットに分割…らしい。こちらもかなりひどいことになっている。「水」「塩」「空気」をテーマに?なんだよ「塩」って。違った「しお」を連想してしまった。

■名前がすごい…「SALT5(ソルトファイブ)」「7AIR(セブンエアー)」「11WATER(イレブンウォーター)」だ。つんく♂の頭はえらいことになってやしないか。将来、彼女らの子供が非行に走りゃしないか。なにせ映し出された昔の母親は、「ソルトファイブ」と称してノリノリで踊っているのだ。


2003年5月27日火曜日

北朝鮮・脅威

■金曜日、酔っ払い記憶が飛ぶ。土曜日、二日酔いを理由にゴロゴロする。日曜日は理由もなくゴロゴロする。いったい何時間寝たんだよ、そう考えると非常に憂鬱になるのです。しかし…こうやってゴロゴロと寝っ転がって、ダメ人間を続けることができたら、どれだけ幸せだろう。そんなダメ人間に私はなりたい。

■朝日新聞の世論調査によると、小泉内閣支持率がわずかに高まったらしい。外交・防衛政策への評価がやや高まる一方で、景気・雇用対策への不満は依然として強い。景気・雇用対策と構造改革のどちらを優先するかでも、「景気」が7割近くを占めた…らしい。

■ちくしょう、国民はだまされているぞ。北朝鮮という誇張された「脅威」に目が行きすぎているんだ。国内の経済失政に目を向けるべきではないか。

■しかしまぁ、毎度のことなんだが、「景気・雇用対策」か「構造改革」か…って対立軸もどうなんだろうと思うな。だいたい「景気・雇用対策」「構造改革」たって、問われるべきはその中身でしょ?質問した意図が全くわからん。じゃぁ「亀井静香の景気対策か、竹中平蔵の構造改革か?」と聞いてみろってんだ。「構造改革」が勝利するぞ。メディアが大好きな、この種の質問ってほんと無意味だと思う。

■朝日新聞が言いたかったのは「需要サイドの対策」か「供給サイドの対策」か、ってことだったのかもしれないが、聞かれた側はそんなことを想定していなかったのではないか。「景気回復」か「構造改革」って聞かれたから、単純に「景気」と答えた。それだけのことだ。意味なんてありゃぁしない。

■同じく朝日の調査によると、民主党支持率9%に上昇とある。有事関連法案の衆院採決で、党が結束して賛成したことなどが有権者に好印象をもたらした…と朝日新聞では分析している。そんなバカな。あんな小手先の結束でだまされるものか、と僕は言っていたわけだが、どうもそれは国民を過大評価しすぎたようだ。だまされちゃってるよ。「政権担当能力」って何だよ、いったい。

■上戸彩が「私の夢は保母さん。勉強して保母さんになって目指すは園長先生!」などとほざいた…らしい。いやぁ…露骨ですねぇ、「子供好きです」アピール。だったら、さっさと芸能界をおやめなさい。あるいは、主演した『あずみ』も大コケだそうですから、芸能界引退への予防線だったりして。


2003年5月24日土曜日

院内感染

■北京から帰国の与党3幹事長、マスクで公務復帰…らしい。最初、ニュースで「マスクで一悶着」なんてことを言うもんだから、また「ザ・グレート・サスケ議員」かと思いました。
■2日で公務に復帰したことで問題になっているわけだ。で、マスコミは「政治家なら模範を示すべき」と言っている。たしかに、その通りだが、10日間おとなしくしていたら、マスコミも取り上げなかったわけで、「模範」になるほど注目されなかっただろう。むしろ、今回のバカ三人衆のおかげで、「10日間はおとなしくしましょう」という宣伝ができたわけで、「反面教師」になって、よかったのでは?
■それにしても、江藤隆美はおもしろいなぁ。あのすまし顔が何とも言えないじゃないか。野田佳彦の「(衆議院内で)院内感染」というオヤジギャグよりかはよっぽど笑えた。
■メディアではマスクをしていないところを面白がって報道している。3人の幹事長は何で付け入れる隙を与えるんだろうか。出てくる以上、マスクを取るなよ。こればっかりは、偉大なるサスケ議員の根性を見習うべきである。


2003年5月23日金曜日

自衛隊は軍隊?

■小泉首相が自衛隊の現状を「実質的には軍隊だ。いずれ憲法でも軍隊と認め、しかるべき名誉と地位を与えるべき時期がくると確信している」とかなり踏み込んだ発言をし、ちょっとした波紋を呼んでいる。
■日本は「専守防衛」を国是としているはずだ。だったら、「自衛隊」で何が問題なのか、と問いたい。「名誉」と「地位」だと?ふざけるな。小泉のようなバカがそう言うことによって、「自衛隊」の「地位」や「名誉」を貶めているではないか。彼の中では、「軍隊」のほうが「自衛隊」よりも格が上なのだろうか。なんでわざわざ「軍隊」などという野蛮な呼び方に改める必要があるのだろうか。よっぽど、某超大国のような振る舞いがしたいのだろう。
■金正男の7年間メル友だったという人が証言するところによると、金正男は「インターネットでポルノを見るのが楽しみ」…だそうです。ふふふ、やっぱりそうきますか。で、秋葉原が大好きだそうですよ…うむ。
■『万景峰号』が問題となっている。ミサイル部品の調達に使われていると指摘されているわけで、なんらかのチェック体制を確立する必要があるだろう。しかし、気がかりなのは、ますます態度を硬化させやしないかということだ。あの国は脅せば何とかなると思ってるからね。
■北朝鮮を「テロ国家」と呼ぶ強硬派は、そこんとこがわかってんだろうか。非常に疑問だ。脅せば相手が折れる、という発想の強硬派ってのは、北朝鮮に似ているね。
■拉致問題がにっちもさっちもいかなくなったことから、制裁をしろという強硬意見が浮上する。しかし、こっちが制裁をすれば、向こうが屈服すると思ったら大間違いだ。そういうわけでして、何の戦略もなく拉致被害者を帰すな、と主張した強硬派はいったいどう責任を取るつもりなんだろうか。外務省の無策を非難する前に、自分たちの無策を反省したらどうか。
■北朝鮮は交渉に戻ってくるのだろうか。アメリカとの緊張関係が深刻になった時だろうか…あるいは、北朝鮮の経済状況がますます悪化した時だろうか。
■東京都の石原慎太郎知事は、都主導で新銀行を創設する方針を固めた…らしい。確かに、金融システムが麻痺している今こそ、中小企業やベンチャー企業に融資・支援することは重要だろう…しかし、うまくいくという保証はない。責任問題になる頃には、石原さんは都知事じゃないだろうね。「中小企業・ベンチャー企業支援」という美辞麗句によって、「リーダーシップ」が評価され、支持率もアップ。いいこと尽くめですな。


2003年5月22日木曜日

松波健四郎・水かけ論

■松波健四郎をめぐる秘書給与肩代わり問題で、衆院政治倫理審査会が開かれた。「政治不信を増大させてしまい、国民の皆さんに心からおわびする」と陳謝。そのうえで、?相手が暴力団組員とは知らなかった。肩代わり総額は250万円?捜査状況を問い合わせたときは指名手配中と知らず、事件概要について説明を聞いていない?本件以外に暴力団関係者と一切関係を持っていない−などと苦しい弁明を繰り返した…らしい。
■政倫審で「国民」に対して反省(弁明)をしたって、最初から野党が納得するわけがないわけで、「疑惑は深まるばかり」と紋切り型の非難が出てくることはわかっていた。下手に話題を蒸し返させるよりも、だんまりを決め込んで、事件の風化を待った方が戦略としては正しかったように思える。
■実際、民主党は「水かけ事件」の被害者である永田寿康を出して、メディアを意識した話題作り。その戦略にまんまと乗っているのがメディアで、こぞって「“水かけ論”に終始した」と報道した。
■ネバーギブアップのスポーツマンシップで松浪はがんばるらしい。はぁ、そうですか。暴力団とつるんで、開き直る…それって、スポーツマンシップなの?それが「レスリング」の精神?あるいは、「コップの水を遠くに飛ばすスポーツ」のものだろうか?
■自由党との合流問題で、民主党内では賛否両論が拮抗している。鳩山由紀夫前代表ら推進派は、自由党の小沢党首と連携して菅執行部への圧力を強め、亀裂が深まる様相も見える…らしい。鳩山というバカ野郎はどうしようもないな。小沢一郎の操り人形になることで、権力を取り戻そうと必死なのだ。
■再三、言っているわけだが、小沢なんかと手を組んでも、党内の結束はますます弱まることは目に見えている。近視眼的に見誤ってはいけない。
■鳩山らが民主党を離党して、自由党と合流しても一向にかまわない…民主党が小さくなるとしても。長期的な展望にたてば、「膿(うみ)」が出ていい気がする。


2003年5月21日水曜日

川崎憲次郎・オールスター

■月曜深夜、『少林寺!2』(TBS)という番組を見た。他のTV番組ではやらない新ネタのみというのをうたい文句にしていたが、見たことのあるネタが堂々とオンエアされており、ある意味で新鮮だった。収録のズレという向きもあるかもしれない。しかし、キャンキャンのネタはつまらないと判断されたことから、番組で「今後、このネタをすることを禁止する」とナレーションで言われていたが、堂々とやってるよ?これはいったいどういうことなんだよ。こんなインチキがまかり通っていいものか。
■『笑林寺!』の前身、『桂芸能社!』シリーズも見たことがあるがつまらなかった。その企画の不味さから、現在の若手芸人のネタ見せのスタイルにしたのだろう。しかし、芸人の立場を想像してみようよ…なんで「イエローキャブ」の社長にダメ出しをされなきゃならんわけ?芸人たちは「巨乳」で競い合ってるわけじゃないんだぜ?少なくとも「おもしろい」「笑えない」ぐらいの簡単なコメントにとどめておけばいいものの、偉そうなことをぬかしやがるんだ。乳タレ事務所の社長のお言葉なんぞお呼びじゃねぇんだよ。格闘技における小池栄子の「解説」はきっとこの人仕込みなんだろうな。
■『桂芸能社!』というタイトルによくあらわれているように、不可解なのは、「桂邦彦プロデューサー」がやたらと表舞台に出てくることだ。『風雲!たけし城』の名プロデューサーだかなんだかしらないが、そんな過去にすがっている人間が「新しい」お笑い芸人を発掘?ちゃんちゃらおかしいぜ。ちなみに『笑林寺!』が始まった頃は、これまた過去にすがった「ベテラン芸人」を担ぎ上げ、「巨匠に学べ」的なことをやっていた。輝きを失った芸人から何を学べというのだろうか、はなはだ趣旨がわからない番組であった。
■プロ野球のオールスターゲーム運営委員会は、インターネットによるファン投票に一部不適切な投票があったとして、ファンに対して良識ある投票を呼び掛けた。まぁファン投票の問題なんて前々からわかっていたわけだが。川崎は明確に組織票だとわかるし、野手では阪神の選手がずらりと並ぶのも納得がいかない。
■川崎憲次郎は、2001年に中日移籍後、右肩故障で1度も公式戦登板のない。仕組んだ奴ってのは、中日ファンの臭いがプンプンするな。まぁ元中日ファンの僕としても、気持ちはわからなくもない。なんせ「巨人キラー」と期待されて移籍してきたんだからね。
■「不適切な組織票の疑いで、運営委員会が投票経路を調査した結果、1台のパソコンから半日に最多で1000度を超える大量投票が行われたケースなどがあり、さらに特定選手に票が集中していることが分かった」…らしい。いったいどこの暇人なんだ。千回もかよ。「俺はいったい何をやってるんだ?」とか思わないだろうか。それとも自分が参加していることが話題になることに快感を覚えているのだろうか。なんだか、しみじみ。
■これは2chの組織票だろうと思い、行ってみた。以下引用…「2001年に中日ドラゴンズに10億円という巨額の金額で入団した川崎憲次郎。しかし彼は入団してから2年間、1軍のマウンドで1球も投げていない。 怪我は治っているが、2軍での投球も拒否。最近では自宅での休養(サボリ)を続けているという。ちなみにヤクルトの伊藤選手も同じような状況であるが、本人からの要望で給料の8〜9割を返還している。 一方川崎憲次郎はビタ1文も返してはいない。もちろん税金等の問題があり、そんな単純ではないが1本10円のワクチンを10億円で買うならば1億人の人口が救えるのだ。食料に困っている1億人の人たちにうまい棒を買ってあげられるのだ。必死に生きて餓死していく人たちの前で川崎憲次郎は優雅な生活を楽しんでいる。こんなことは許されない。皆もオールスターのファン投票で川崎憲次郎に投票し、出場させるのだ!!」
■これを仕掛けた人は「してやったり」だろうな。でも、なんでこんなものに多くの人が踊らされるんだろう。無自覚なのかな。こういうくだらないことをして楽しめる人ってすごいと思うよ。またしても、しみじみ。
■松井秀喜がオールスターに出ることになったらどうしよう。あんなヘッポコな成績で出たらシャレにならんぞ。
■ノーベル化学賞受賞の島津製作所フェロー、田中耕一さんが開発に携わったタンパク質質量分析装置の受注額が倍増…島津製作所の収益も過去最高だとか。世の中、単純な仕組みになっているものだなぁ。


2003年5月20日火曜日

朝青龍の品格

■日本政府は、北に核再処理や新たなミサイル発射の動きが確認された場合、外国為替・外国貿易法(外為法)の新たな法解釈に基づき、日本の金融機関を通じた北への送金を全面的に停止し、経済制裁を行う方針を固めた。北朝鮮の国家予算が160億〜200億円程度とされるが、日本からの送金は年240億〜720億円とされ、在日系企業からのミサイルや核兵器の部品などの輸出とあいまって、北の貴重な資金源…らしい。

■ミサイルを発射されたら、という条件でならやむをえないかな…これだけの額が止まるとなればミサイル発射の抑止に少しは役立つかな。ただ、拉致事件が行き詰まったからといって、安易に制裁を発動したら危険だ。報復合戦なんてのは最悪の事態だ。

■大相撲、朝青龍×旭鷲山…旭鷲山がはたき込みで勝利。試合後、立ち合いでじらす旭鷲山に対し、苛立って「手をなかなかつかねえんだよ、あれが」と朝青龍が文句をつけた。腹ばいになった瞬間に左手で蛇の目の砂を指さし、審判員にアピール。さらに、戻る際に肩がぶつかった旭鷲山をにらみ続けた。引き揚げた朝青龍は不気味な笑みを浮かべ「来場所は張り返す。今度からはたくやつは罰金だ。そんなことをするから相撲がつまらなくなるんだ。訳の分からん1番だよな」とまくし立てた…らしい。

■僕もたまたま大相撲中継を見ていたが、朝青龍が苛立っている様子が見て取れた。特に戻る際に、旭鷲山にぶつかり睨みつけたところは印象的だ。

■朝青龍の「品格」(品格のカケラもない「ナベツネ」が委員長を務めている横綱審議委員会に問題にされた)が、あらためて問われることになった。ちょっと前の『週刊新潮』でも、韓国人記者を「バカ野郎」「このクソ外人」と面罵し、挙句の果てに「キムチ野郎」と罵倒したと報じられている。

■朝青龍が人気がでないところはこういうところだろう。相撲ファンはお年寄りが多い。誠実さに欠けた人間を応援する気にはなれないのではないか。まして相撲は保守的だ。そもそも「外国人」に対して風当たりが強いし、感情や悔しさを出すことは伝統を壊すものとみなされるだろう。実際、横綱らしからぬ行為を九重審判長(元横綱千代の富士)は「品格に欠ける。態度が悪い」と批判。北の湖理事長(元横綱北の湖)は「横綱は負けた悔しさは隠さなくてはいけない」と注意されている。

■朝青龍は、「外国人力士」が「伝統の破壊者」と見なされるようなきっかけを自分自身で作り出してしまっている。今後、外国人力士は増加していくだろうが、そのことがますます相撲の低迷を招くものとなっていくだろう。

■ある面で「ヒール(悪役)」が人気のためには必要であることは否定しないが、それは「ヒール」を倒すことができる「ヒーロー」がいることが前提だ。現在の相撲界に朝青龍を倒すだけの実力を持っている者がいようか?まったく見当たらない。今後、もし朝青龍が先人たちの偉大な優勝記録を塗り替えるようなことがあったら…この時こそ日本人の相撲離れは決定的なものとなるだろう。

■これまでだって「黒船」の襲来はあった…小錦、曙、武蔵丸である。しかし、当時はそれに立ち向かい、彼らを「やっつける」日本人力士がいた。千代の富士がそうであり、貴乃花、若乃花がそうだ。現在、幕下でも外国人力士の台頭が目立つ。これまでになかった状況があるのだ。それを日本人は受け入れることができるのだろうか。

■今、一番人気があると思われるのは高見盛で、独特のパフォーマンスとその憎めない性格が好評だ。しかし、実力が人気においついていない。これでは朝青龍のライバルにはなりえまい。

■それにしても「大相撲ダイジェスト」が平然と続いているのはなぜだ?終わったと報道されていたはずだが。


2003年5月19日月曜日

朝鮮民主主義人民共和国

■北朝鮮に対して、日本のマスコミが国名を「朝鮮民主主義人民共和国」と呼ばず、「北朝鮮」と呼称していることについて、「わが国の存在と権威を無視する行為だ」と非難し、「日本反動層が主張しているように他国の国号を慣習どおりに使うなら、われわれが公式言語生活で使う『日本』という単語は『倭』(日本を軽蔑する言葉)に変わる」と主張した…らしい。
■別に「倭」と呼ばれても僕はいっこうにかまわない…「勝手にどうぞ」と言う以外ないのではないか。だって、「朝鮮民主主義人民共和国」なんて長いんだもん。「朝鮮」と呼んだら「韓国」の立場はどうなるんだ?…ってなことを言っても、一方で我々は「アメリカ」と安易に呼んでしまうわけだが。
■ちょっと話がずれるが、日本のことを「Japan」というように各言語で違ったふうに言われることがわからない…固有名詞なんだからねぇ。「Nippon」って呼ばせるべきじゃないのか?
■大相撲協会・北の湖理事長は、今後の満員御礼を出す基準について「野球場などの例を参考に、入場券が1万枚前後売れていれば、満員御礼を出すことにしたい」と語り、約88%の入りで満員御礼を出す決断をした(従来は95%)…らしい。「満員御礼」が出ないことで、ファン離れを指摘されることを避けたのだろうか。
■「日本複合カフェ協会」と「21世紀のコミック作家の著作権を考える会」「日本雑誌協会」が、マンガ喫茶でのコミックス閲覧に関し、対価の一部を作家らに還元するための協議をしている…らしい。音楽などには著作権料が支払われるのに、マンガには認められないのはよくわからない。これは古本屋にも同じことが言える…って、そうなると図書館はどうなるんだ。思えば、図書館にだって(古いけど)CDは置いてあるぞ。「商売」じゃないからいい、ってな理屈じゃぁ納得できない。法律ではどう解釈しているんだ?かなり強引なことになってそうな予感。
■SARSにかかった台湾人医師で改めて思うことは、いつ日本でSARSが広まってもおかしくないということだ。今回、たまたま感染力が弱かったからよかったものの、もし発症がおきるとしたら、もうあっという間に広がるだろう。水際で食い止める…などと言っているが、限界がある。だって体温をはかるだけなんだからね。症状が見えない初期の段階だったら防ぎようがない。


2003年5月18日日曜日

公的資金

■「経済辞典」…検索履歴を見ると、申し訳ない気持ちで一杯だ。ってのも、ニーズに応えていないから。履歴された語句を記述して、フィードバックをする必要があるんだが。
■りそなホールディングス(HD)への公的資金の注入を決めた…らしい。資本注入の額は最終的に2兆円規模になる見通し…だって。まぁ、致し方ないかなぁ。銀行への国民感情が悪くならないように政策をうっていくしかないね。国民の側は「公的資金」ってな言葉に敏感にならない方がいい。
■毎年発表される高額納税者番付…いったい何のための発表されているのかわからない。たくさん税金を払っているこの人たちに感謝しよう、というキャンペーンなんだろうか。


2003年5月17日土曜日

セクハラ知事

■ネットで「青木昌彦」(比較制度分析という分野を開拓した世界的な経済学者)と検索したら「姫岡玲治」という名前が浮上。さらに「姫岡玲治」という名で追跡。「姫岡玲治」は青木がバリバリの共産主義者だった頃のペンネームだった…らしい。まぁ、当時のことを考えたら別に不思議なことではなく、「へぇ…」としか言いようがないが、そんな彼が現在、経済産業研究所の所長ってのはちょっと面白い。

■青森県の木村守男知事、「行政の停滞があってはいけない」というのが理由で辞職願を提出。「セクハラ」疑惑は否定したが、「不倫」疑惑については認めた…らしい。なんで「不倫」が政治に関係するのか…はなはだ私は疑問なのですよ。だったら「山崎拓」の立場はどうなるってんだ。じゃぁ国会が山拓の「変態プレイ」で紛糾したら、「停滞を招いた」と議員を辞めてくれるかなぁ…まぁ、そもそも彼は「政治家」ではなく「竿師」なわけだが。

■偶然にも「木村」つながりなのだが、木村義雄厚生労働副大臣がピンチのようだ。副大臣ごときで自民党の体質批判へと波及したらかなわんから、彼のクビなんてすぐに飛ぶだろうな。

■木村義雄の真骨頂はやはり、例の発言だろう…「医療市場を虎視眈々と狙っているユダヤ人のような我利我利亡者がたくさんいる。そういう人たちに対して、私どもはお互い力を合わせて、がんばらなければならない。」…これほどの典型的な人種差別も珍しい。石原慎太郎も真っ青だ。木村はこんな差別発言が許されると思ったのだろうか。彼のオツムはたいへんなことになっているのだ。

■彼はいったい何を「がんばらなければならない」と呼びかけているのだろうか。とりあえず、パレスチナにでも行って、「我利我利亡者・ユダヤ人」に対してインティファーダでもしましょうかね。あるいは、チェイニー副大統領とのガチンコファイトってのも捨てがたいですねぇ。

■しかし、よくもまぁ「ガリガリ亡者」なんてことが言えるものだ。みんなツッコミを入れるんだろうな…お前はどうなんだよ、と。まぁ、誰もが知っていることだが、利権を持つのは木村義雄ばかりではない。木村からしたら、他の自民党議員だって…という感覚かもしれない。木村の言を借りるならば、「医療利権を虎視眈々と狙っている我利我利亡者」はたくさんいますからね。自民党をぶっ潰すと強弁を吐いた小泉さん…「盟友」の山崎拓さんや「後見人」の森喜朗さんってのは「我利我利亡者」の筆頭ですぞ?

■以下、ネット記事の見出し…「瀋陽総領事館駆け込みのハンミちゃん一家が来日」(朝日新聞)、「瀋陽事件のハンミちゃん、家族と来日」(読売新聞)、「瀋陽事件:ハンミちゃんら脱北した一家3人が来日」(毎日新聞)、「瀋陽事件ハンミちゃん来日」(産経新聞)、「瀋陽総領事館駆け込みのハンミちゃん一家が来日」(日本経済新聞)

■…まぁ、ならべたところで、別にどうってことはない。ようは、みんな「ハンミちゃん」なんだねってだけのこと。本来なら「キムさん一家」とするのが筋であろうが、ハンミちゃん号泣のインパクトが強すぎたため、このような呼称となっている。「瀋陽事件のハンミちゃん、家族と来日」ってな記述を見ると、まるでハンミちゃんが親を引き連れてやって来たかのようだ。


2003年5月16日金曜日

木村義雄「ユダヤ人は我利我利亡者」

■木村義雄厚生労働副大臣がピンチのようだ。副大臣ごときで自民党の体質批判へと波及したらかなわんから、彼のクビなんてすぐに飛ぶだろうな。
■木村義雄の真骨頂はやはり、例の発言だろう…「医療市場を虎視眈々と狙っているユダヤ人のような我利我利亡者がたくさんいる。そういう人たちに対して、私どもはお互い力を合わせて、がんばらなければならない。」…これほどの典型的な人種差別も珍しい。石原慎太郎も真っ青だ。木村はこんな差別発言が許されると思ったのだろうか。彼のオツムはたいへんなことになっているのだ。
■彼はいったい何を「がんばらなければならない」と呼びかけているのだろうか。とりあえず、パレスチナにでも行って、「我利我利亡者・ユダヤ人」に対してインティファーダでもしましょうかね。あるいは、チェイニー副大統領とのガチンコファイトってのも捨てがたいですねぇ。
■しかし、よくもまぁ「ガリガリ亡者」なんてことが言えるものだ。みんなツッコミを入れるんだろうな…お前はどうなんだよ、と。まぁ、誰もが知っていることだが、利権を持つのは木村義雄ばかりではない。木村からしたら、他の自民党議員だって…という感覚かもしれない。木村の言を借りるならば、「医療利権を虎視眈々と狙っている我利我利亡者」はたくさんいますからね。自民党をぶっ潰すと強弁を吐いた小泉さん…「盟友」の山崎拓さんや「後見人」の森喜朗さんってのは「我利我利亡者」の筆頭ですぞ?


2003年5月15日木曜日

横田滋:どもる人

■『北朝鮮拉致“めぐみ、お母さんがきっと助けてあげる”』(テレビ東京)なるものをチラッと見た。やっぱりと言うべきか、現実の人々を知っているだけに、ちょっと違和感がある。まず、なによりも横田のオヤジである。「なぜ、どもらないんですか?」と問いたい。どもらない横田のオヤジなんて、俺は認めないよ。

■大相撲ガラガラ、入場者7割切った…らしい。相撲なんて、金払ってまで見に行きたいと思うのかね?まぁこれはあらゆるスポーツに言えることなんだけど、別にテレビで見れるならテレビでいいじゃんって思う。んなことを言っていると、「生には生の臨場感がある!」という反論をいただくかもしれないが、それって本当にスポーツを「見る」行為なのだろうか。

■民主党の前原誠司が言うのだ。「55年体制下の社会党と違い、民主党は外交・安全保障問題で自民党とそれほど大きな違いがない。むしろ、安保政策でも改革姿勢を示すことが、次の政権を狙う民主党のあるべき姿だ」。やれやれ…「次の内閣」と言い続けても、政権担当能力がないと言われ続けてきた。「次の内閣」の言葉の虚しさの反動かどうかは定かではないが、自民党との妥協に必死だった。「大きな違いがない」と言いきるなら民主党など必要ないし、そもそも、こんなことで「民主党も政権担当能力を付けてきたな」などと誰が思うものか。

■小泉内閣メールマガジンにて、小泉首相は「安全保障という国の存立にかかわる基本的な問題は、ひろく国民全てが議論をして、合意をつくっていかなければならないものだ」と言っているが、多くの国民が有事法制に関心を示していない。有事法制を主張する者は、「北朝鮮」という「脅威」に備えてなどと言うが、国民の側は「脅威」なんて感じてないんじゃないか。そもそもこの「脅威」ってのが曲者だ。一部の勢力が、誇張し、人為的に作り出しているという気がしてならない。北朝鮮にいったい何ができるというのか。アメリカ様が北朝鮮を侵略する時に備えてってこと?

■アメリカが侵略→北朝鮮が日本にミサイルを打つ可能性がおきる→有事…ってわけね。で、当然のように、日本軍も北朝鮮に侵攻するに違いない。だって、あの臆病者の金正日が、わざわざ返り討ち覚悟で攻めてくるなんて考えられない。いったいどういう状況だよ。


2003年5月14日水曜日

丸山和也・行列弁護士

■あぁ、頭が痛い。二日酔いなのです。

■『TVタックル』。ハマコーや平沢のバカっぷりってのはどうしようもないですなぁ。

■「輝く核弾頭ヘッド」・三宅久之がサスケ問題について言及し、「小沢一郎というのは理念の人だと思っていたが…」と言っていた。おいおい、あんた「政治評論家」じゃないのかよ。これまでの小沢の行動に、どこが理念があったと言うんだい?

■ただ、「民主党と自由党は手を組むべきではない」という指摘には同意できる。まぁ、三宅の論拠が必ずしも不明確なのだが、僕としては、民主党が保守化することが気に入らない。自民党と民主党という保守二大政党制ってのはホント絶望的なのですよ。合流しないとなると、鳩山由紀夫あたりが動き出しそうだが、その方がまだましだ。つまり、鳩山が民主党を出る…という形が理想的。

■『やじうまプラス』に田嶋陽子が出ていた。朝からキーキーとうるさいったらない。世の中不景気だとは言いますが、田嶋は失業しても、テレビ朝日からの保護を受けられるからいいなぁ。

■『やじうま』にも出ているが、弁護士の丸山和也って売れてるなぁ。『行列のできる法律相談所』サマサマって感じ。本も出してるんすね…『丸山弁護士のビジネスマンが行列する身近な法律相談所』『正義の判決―行列のできる弁護士』だって。便乗しまくりっすね。おそらく表紙は丸山弁護士の写真付きだろうね。


2003年5月13日火曜日

ISSAのハゲ

■ちくしょう、アルコールで酔っ払いつつも更新なのですよ。

■いやぁ、こんな状況でも、このノートをこまめにチェックしてくださる方がいるらしく、そういう方々にはホント感謝しているんですよ。今後とも、どうかごひいきにお願い致します。

■僕が、DA PUMPの一茶の頭に注目してきたことを知る者は限りなく少ないだろうが(笑)…『ヘイ!ヘイ!ヘイ!』での一茶は頭皮を隠していたことを指摘させてください。

■アイツの現在の頭を見たいんだ、俺は。どうか見せてください、ハゲっぷりを。だって、いつもニット帽なんかで隠すんだ。怪しすぎんだろうよ…

■『タマちゃん』の釣り針が取れたことについて、日本中はさぞかしホッとしたことだろう。なんせNHKまでもあの騒ぎようだ。『想う会』と『見守る会』にも目が離せませんね…ふふふ。千乃代表…やっぱ相当な業師ですよ、あれは。

■しかし、まぁ、のん気ですねぇ。福岡・通り魔的・坊主への放火事件のニュース…重苦しい。と思いきや、いきなり『タマちゃぁ〜ん』ですよ。いったいどうなってるんだよ。ガキどもが絶叫するんだ、「タマちゃ〜ん」と。それに大人までも加わるからなおさら不可解だ。


2003年5月10日土曜日

ザ・グレート・サスケの覆面

■英語の勉強に夢中になっており、このページの「更新力」が大きく落ちている。

■偉大なる(自称)サスケ議員の覆面がよほど気に入らないらしく、県議会では「覆面禁止」規則案なるものを採択しようという動きがあったようだ(ひとまず延期になったらしい)。自由党の県議が弁護するように、「特定の人(バカ)を排除するための規則改正はフェアではない」。

■一方、県議たちの言い分もわからないではない。まぬけな「覆面」をかぶったバカが、同じ「岩手県会議員」を名乗るわけで、「バカ(サスケ)」の最も「バカな部分(覆面)」だけでも排除したいのだろう。が、岩手県民の「見識」に敬意を示すべきだ。覆面は「公約」であって、それを有権者は支持したのだ。それを寄って集って潰そうってのは「民主主義」とは言えませんね。もっとも、ザ・グレート(自称)・サスケが当選する時点で、既に「民主主義」は宙に浮いた言葉になってるけどね。

■それにしても笑えるなぁ…NHKのニュースで、大真面目にアナウンサーが言うんだよ…「ザ・グレート・サスケ議員の覆面の着用を認めるかどうかが問題になっています」って。で、偉大なる(自称)サスケのインタビュー映像が流れる…字幕にはもちろん「ザ・グレート・サスケ議員」。特に ・(←中黒)の部分が笑える。

■バカなのはどっち?…「タマちゃんを議論する埼玉県」と「覆面を議論する岩手県」。う〜ん、甲乙つけがたいですね。しかし、忘れてならないのは、どちらも「日本」でおきているということです。そう、僕もあなたもバカの仲間なのですよ。

■巨人×中日をちらっとテレビで見ていた。7−5で中日が勝っていた。するとアナウンサーや解説者が言うのだ…「ギャラード(中日の投手)は調子が悪いですからねぇ」「おぉ、9回に入ってからの打率は4割5分です!」(どんなデータなんだよそれは)。「試合はまだ終わっていません!」と言いたいのだろうが、必死じゃないかよ。視聴率が厳しいんでしょうねぇ。すばらしいことだ。

■たまたま、今、武富士のCMが流れていたが、違和感を覚えた。インタビューを受ける女性社員(ティッシュ配りがお仕事)が言うのだ…「真心で接すれば誠意が伝わる」と。そして、いつものダンサーが「私、踊る!」と言うのに対して、ティッシュ配りも「私、配る!」とお互いの健闘を誓っている。

■まず、「真心で接すれば誠意が伝わる」というのがいけない。あなたは街中の「ティッシュ配り」に「真心」「誠意」を感じたことがあるだろうか?僕は、「大変そうだなぁ…」とは思ったことはあるものの、あの人たちから「真心」や「誠意」を感じたことは一度たりともない。なんなんだよ、「ティッシュ配り」の「誠意」って。そんなものを伝えようとしていたのか、「ティッシュ配り」は。

■しかし、彼女は「誠意が伝わった」と思い込んでいるようだ。どうやって判断するんだ。あなたがティッシュをもらって、仮に誠意が伝わったとする…どうやって「誠意は伝わったよ」と知らせるのか。僕自身も、ティッシュをもらう時、ペコっと軽くおじぎする時があるが、あれは「あなたの誠意は伝わった」ということでは決してない。

■もう一つ、理解に苦しむところがある。まぁ「私、踊る!」人(ダンサー)の意気込みは理解できる。なぜなら彼女らはプロフェッショナルで、「ダンス」が好きなのだろう。しかし、「私、配る!」人(ティッシュ配り)というのがわからない。なによりも、その威勢の良さが不可解じゃないか。「なにもそこまでムキにならなくてもいいじゃないですか」と私は言いたい…なぜなら、「配る」物は「ティッシュ」だからだ。(そもそも、配布員ってのはバイトじゃないのか)

■「私、配る!」人はいよいよわからない。「ティッシュ配り」が大好きな人だろうか…だとしたら、これ以上何も言うまい。あるいは、武富士という会社に誇りを感じているのだろうか。なるほど、お金に困っている人の弱みに付け込み、利益を得る消費者金融への「愛社精神」か…ちょっと理解には苦しむが、それもありだろう。いずれにせよ、彼女には「気がすむまで、どうか配ってください」と言うことしかできない。


2003年5月8日木曜日

千乃裕子・タマちゃん

■白装束集団「パナウェーブ研究所」がワゴン車内で看病しているという宗教団体「千乃正法」教祖の千乃裕子がフジテレビの単独インタビューを受けていた。
■しかし、なぜフジテレビだけなんだ。社会主義と一番遠いと思われるフジサンケイグループ?
■千乃裕子は嘘を吐いている、と言うよりも、精神病ではないか、と思えた。特に、自分の尿漏れをマルカ(マルクス主義過激派?)のせいにするあたり。
■千乃は突然叫び出すのだ…「タマちゃんを助けてくださ〜い」と。やはりこう来ましたか。この言葉を聞いた時、大爆笑してしまった。そうかそうか、やはり「タマちゃん」なんだな。結局そうなるのだな。ふふふ…
■その願いが届いたかどうかは定かではないが、埼玉県が開く「アザラシに関する連絡会」では「タマちゃん」の今後の対策を話し合っている。環境省からも職員が派遣されたようだ。で、大勢の大人たちが何について話しているかというと、「タマちゃん」ですよ。「アザラシ・タマちゃん」のことを真剣に考えるたくさんの大人たち。これは喜劇なのか悲劇なのか。こんなことを大の大人が集まり、多大なる時間を費やして議論をするわけでしょう?ちょっと面白いな。なにせ、さぞかし真面目な議論をしていると思いきや、議題は「タマちゃんを保護するかしないか」だ。
■あぁ…しかし、「日本国民のアイドル・タマちゃん」を守ることも公僕としての仕事だと言うのでしょうか。だが、冷静になって「タマちゃん」を見て欲しい。あれはただの「醜い生物」ではないか。「タマちゃん」…汚いぞぉ、寄生虫もいっぱい飼っているんだよぉ。
■今後、バカが「タマちゃん」を勝手に保護しないように監視するらしい。おいおい、監視する側のことも考えてやっておくれよ。人に仕事を聞かれてどう答えろってんだ。「タマちゃんの見張りです」と答えろってのかい?う〜ん、穴があったら入りたい。というよりも、名誉毀損で訴えたい。


2003年5月7日水曜日

電波芸者/高木勝・田嶋陽子

■昨日のTVタックルを見る。金子のはしゃぎっぷりに笑った。
■高木勝(明治大学教授?インチキ・エコノミスト)のコメントを使っていたことが不愉快。この人、いいかげんなことばっか言ってるよ?言ってることがコロコロ変わるし。
■田嶋陽子ってのは本当にバカだね。日本は昔、貧しかったんだから、もっと貧しい生活でもやっていける…だって。それに対して反論すると、例によって「これだから男は…」みたいなことを言っている。じゃぁ、女はどうなのか?彼女は世の中の「女性」の代表なのか?女性の立場を貶めているだけのようにも思えるのだが。


2003年5月6日火曜日

五味宏基

■ゴールデンウィーク。だからというわけではないのだが、書くのを忘れていた。もうビックリするぐらい。
■毎日新聞写真部・五味宏基記者によるアンマン空港爆発…一人死んでいるから、こんなことを言うのは不謹慎かもしれないが、どこかのん気な感じがするなぁ。そして「日本的」ですらある。何てったって「お土産」ときたもんだ。
■よく日本人は、「記念に…」と言って、変なものを持ちかえったり、バシャバシャと写真を撮ったりする。この「記念に…」がいけないんですね。この言葉が頭をよぎった瞬間に、人は理性というものを失ってしまう。今回、五味記者は「これは危険物じゃないのか?」という疑念を奪い去ったのも、この「記念に…」だ。
■世間は五味記者の軽率な行動を厳しく非難している。しかし、我々が認識すべきは、日本人の「記念にする」ことに対する恐るべき執着心だ。それは病的ですらある。現在、彼を批判している者も、その病気にかかっているかもしれず、自分が同じ状況だったら、同じことをする可能性だってあるのだ。そう、この病気は自覚症状がないことが問題だ。
■それにしても、名前が、よりによって「五味宏基」だ。どこかのバカが「ゴミヒロイ(ゴミ拾い)の間違いじゃないのか」と得意顔で言い出しかねない。もう「してやったり」という感じでね。
■有効100万画素を超えるカメラを内蔵したNTTドコモの携帯電話「505i」が発売されるらしい。松本人志がCMで言っていたように、このバカさ加減に気づくべきだ。100万画素と言えば、僕が最初に入手したデジカメと同じくらいだ。それはもう「カメラ付携帯」なのか「携帯付カメラ」なのかわからなくなっているのだ。
■携帯「電話」なんだから、話せればいい…これは確かに正論だ。しかし、企業としたら「通話機能」をどれだけ深めようとも売上を伸ばすことはできまい。だから、余分な機能を無理やりつけて、消費させることに「必死」なのだ。携帯にお金をつぎ込むことが趣味というのなら、本人の自由だが、それは「資本主義」にまんまと踊らされているようで、傍から見てるとひどく滑稽だ。
■また「タマちゃん」が人々をオロオロさせている。右目の横に赤い糸の付いた釣り針のようなものが刺さり、血がにじんでいる…らしいのだ。ほんと「タマちゃん」は話題作りのプロだ。これに例の白装束軍団(タマちゃんを想う会)が加わったら盛り上がるぞぉ。ちょっと期待してたりして…というのも、そうなると、「タマちゃんを見守る会」も黙っていないし、国のお偉いさんも「人間」そっちのけで「アザラシ」を論じる。バカのオールスターによる『夢の祭典』だ。私はそれが見たいのだ。


2003年5月2日金曜日

大学生は忙しい

■五月になりました。大学生とはこんなに忙しいものだったのか、と思える。何よりも大学をサボらずに行っているというのが新鮮だ。まるで一年生に戻ったみたい。って、私が大学一年の時は初っ端からサボりまくってたけど。

■就職活動真っ盛りのこの時期、さすがに四年生で授業に出ている奴はそうそういないね。となると、四年生のくせに授業に出ているコイツはいったい何者なんだ、ということになる。他人事のように語っているが、それがまさに私であって、周りからは「ダメ人間」と思われているかもしれず、かなり深刻な事態なのだ。待て待て、たぶん普通の大学生よりかは勉強しているんだ、と私は言いたい。


2003年5月1日木曜日

時代の流れ

■先日、道を歩いていたら「お兄さん!」と呼び止められた。年は70ぐらいの女性で、ジュースの自動販売機の買い方がわからないと言うのだ。「120円を入れたんだけど、そのあとどうしたらいいのかわからない」「始めて使う」と言うおばあちゃんに、その場は笑顔で対応したが、ちょっと驚いた。自販機などずっと昔からあるわけで、これまで断固として使わなかった物を急に使おうと思った理由はなんだったのだろうか。
■いや、それ以上に考えさせられたことは、これほど自販機が広まっているのに、それに対応できない人がいるという事実を突きつけられたことにある。ますます機械化が進んでしまえば、老人はますます社会的に疎外感を覚えてしまうのではないだろうか。
■たとえば、公衆電話だ。現役世代は携帯を持っているからよいのだろうが、持っていない人にとっては不便な社会になっている。現在は「民営化」という語句がブームだが、「効率」を重視する現代社会の被害者ということになろう。それとも、我々は老人に対して「携帯を買えば?」と言うべきなのか。