2003年1月31日金曜日

戦争倫理学

■う〜ん、経済辞典がグーグルの検索にヒットされないぞ…何でだろう…。ってことで、最低でも1、2ヶ月は低アクセス数でいくわけですね。ホッとしたような、寂しいような…複雑な心境だ。
■書店には反米、反戦の本が最近たくさん並んでいる。まぁ、僕としてはこういった「ブーム」ににんまりしつつも、一方で不安を覚える。アメリカが世界的に広がる反米に気づかず(あるいは無視して)一国主義的な行動を取り続ける可能性が強いわけで、非生産的な憎しみが新たな亀裂をもたらさないかと心配になってくる。
■そんななか、興味深い本を見つけた。加藤尚武『戦争倫理学』(ちくま新書)。僕は倫理学フェチだから、衝動買いしてしまった。まぁ、国際法や国連による武力行使について個人的に勉強していたんで、少しは関連するからいいかなぁ…大学の非常勤で来てた加藤の授業に僕は出てたしともあったし(つまらなかったけど)。まだ読んでないけど、おもしろそうだ。にしても、小林よしのりの『戦争論』なんて駄本を取り上げざるをえない状況ってのは悲劇だなぁ…なんてことを今更ながら、しみじみと思った。
■携帯に迷惑メールが送られてくるわけだが、あれは何とかならないものか。ストップの要請メールを送っても、事業者、送信者の名義を変えて送ってきやがる。住所からして、明らかに同じ業者である。この業者に「違法行為じゃないのか?」と正規のアドレスにメールを送ってみたが、返事が来るかどうか…。
■迷惑メールがこれだけ送られてくるということは、送りつけられた人の中に見る人間がいるのである。送信する業者も許せないが、それをのこのこと見にいく人達も同罪だと思う。そのせいで、多人数の人たちが迷惑しているのだから。


2003年1月29日水曜日

カレー・インド人も絶賛

■ここに「インドカレー」(伊藤製パン株式会社)というカレーパンがある。キャッチコピーは「インド人も絶賛 深い味わいときわだつ辛さ。」…誰だよ「インド人」って。人々には「インド人はカレーにうるさい」というイメージがあるのだろうか。しかし、フランス料理で「フランス人も絶賛」とか、中華料理で「中国人も絶賛」というフレーズはあまり使われないように思える。が、インド人に関しては「カレー」を絶賛し続ける。

■日本人がインドを無理やり絶賛させているに違いないのだが、インドに行ってカレーを食い、かつ、我々日本人にとってそのカレーがおいしいと言えるのだろうか?それをした上でインド人に絶賛させてほしい。まぁ、それでも「インド人って誰だよっ!」という根源的問題は残る。インドの人々にこのカレーパンを食わせたら「俺はこんなものは認めないよ」と言うかもしれない。

■あと、本場の味を名乗るなら、「おいしい」と絶賛されるよりも「同じ味だ」と言わせることの方が重要だ。だってそうだろう、じゃないと「寿司」だって「インド人も絶賛」しうるのだから。

■書いていて気がついたのだが、外国のまずい寿司屋で「日本人も絶賛」というキャッチコピーで商売しているところもあるかもしれない。となると、僕ら日本人として「ちょっとまってください」と物申したいではないか。というわけで、「インド人も絶賛」を抗議してなんとか止めさせる必要がある…じゃないとインドの方に申し訳ない。

■「インド人も絶賛」の源流はなんと言っても、『インド人もビックリ』であり、コマーシャルを流したエスビーの責任は免れないのだ。しかし、「ビックリ」はまだ「絶賛」に比べたら控えめだ。「即席カレー」というものに「ビックリ」しただけかもしれないからで、別に「絶賛」したわけではない。…とまぁ、こんな馬鹿げたことを試験前に書いてしまって、ほんと反省している。これは明らかな現実逃避である。

■スパイ工作に使用されたとして、「万景峰号」に対する風当たりが強くなっている。工作活動と万景峰号とのつながりは今になって言われ始めたことでもないが、鬼の首でも取ったかのように振舞う連中が出てくるんだろうなぁ…警視庁の犬・平沢勝栄あたり。

■国連報告によってブッシュ大統領ががぜん勢いづいてきた。イラクはこれ以上「非協力的な態度」を見せるのは攻撃の口実を与えるだけだから、協力せざるをえないのだろうなぁ…ってことは、いずれにせよ、アメリカの攻撃は秒読み段階か。

■そんななか、イスラエルではシャロン首相率いる右派政党リクードが選挙で大勝した。はぁ、テロとの戦いか。アメリカでユダヤ人は圧倒的な力を持っている。たとえば、チェイニー副大統領もユダヤ系だ。彼はオイルプレジデントと自分たちの利権のため、石油のために血を流そうとしている。戦争過去に迫害されてきたユダヤ人、今度は迫害する側になった。


2003年1月28日火曜日

アクセス数/リピーター数

■試験勉強中。なかなか更新できそうにない。はやく試験から開放されたい…まぁ、そうなっても僕の場合は卒論が待っているわけだが。とりあえず、2ヶ月で完成させて、四年になったらそれの修正作業をまったりとしていこう…
■それにしても、このサイトの2月になってのアクセス数の伸びは全く予想できない。Googleからの来訪者が一気に増加するだろうから、2倍は軽くいくだろうと予想している。…っと言っても、今があまりにも少なすぎるだけだが。
■アクセス数は放っておいても自然に増加するだろうが、問題はリピーターの数だ。現在のリピーターはごく少数…つまり、それだけ魅力のあるコンテンツがないってことだ。ってのも当然で、更新しているのはこのノートだけだからな。2、3月にコンテンツの充実を図ろうかなぁ…。まぁ、興味を持ってくれる人だけ見てくれりゃいいや…って開き直ることはできるんだけどね。


2003年1月26日日曜日

安易な四股名/朝赤龍/黒海/琴欧州

■大相撲初場所の千秋楽で、十両以下の優勝者が決まった。各段の優勝者6人のうち、5人を外国出身力士が占めたらしい。優勝したのは、十両は朝赤龍(モンゴル、高砂部屋)、幕下は黒海(グルジア、追手風部屋)、三段目は時天空(モンゴル、時津風部屋)、序ノ口は琴欧州(ブルガリア、佐渡ケ嶽部屋)。国内出身者は、序二段の闘鵬(兵庫県出身、大鵬部屋)だけ…らしい。これはおもしろいことになってきた。
■それにしても、黒海(グルジアは黒海の東に面している)や琴欧州(いくらヨーロッパ人だからって欧州はなかろう)という安易な名前はどうかと思う。ちなみに、朝赤龍は朝青龍と同時にスカウトされたらしい。なんだか、「兄者っ!」「弟よっ!」とかって呼び合いつつ、神社の門に左右並んで仁王立ちしているイメージ。
■「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」の会合で、代表の横田滋さんが希望している訪朝について、妻早紀江さんを含む出席者のほぼ全員が「反対」との意見を表明した。なんだか、一人で孤立しちゃってるのか…横田オヤジは、会長なのにねぇ。ただ、僕としては、政府の高官がついて行けば、訪朝してもそれほど問題はないと思う。安倍晋三でもいいし…なんなら、「強硬」な平沢勝栄でもいい。


2003年1月25日土曜日

朝青龍/モンゴル人横綱

■大関・朝青龍が二場所連続優勝だ。これで横綱昇進は間違いないだろう。モンゴル人横綱誕生。まぁ、外国人が日本国技の頂点に立つわけだから、しっくり来ない人もいるだろう。が、僕としては大歓迎だ。あと、早く黒人のスモウレスラーを見たいんだ。ボブ・サップやらないかなぁ…とりあえず、新弟子検査からね。あの顔で「新弟子」だ。これはおもしろい。そろそろ彼に対して飽きがきているころだ、ちょうどいい。


2003年1月24日金曜日

選挙ダルマ

■論文を書き終えたと思って安心していたが、すぐにテスト期間だ。4年になったら、もっと大変になるんだなぁ…と思うと気がおもたい。あぁ、そうだ。今年の目標がやっと見つかった。授業にマジメに出て、論文なんかは課題が出されてすぐに取り組もう…ほんと単位を取らないとしゃれにならない。本を読んだりして、勉強をしているのに、単位は取っていない。なんでだろう…つまらない授業のせいにしておくか。
■通販で買ったコーヒーメーカーが届いた。別に古いコーヒーメーカーが壊れたわけではないので、新しいのを買ったはいいが、二つになっちゃった。お金がないのに無駄な買い物をするなよ…
■最近、ますます北朝鮮のテレビ番組をそのまま放映するテレビ局が増えている。で、気になるのは北朝鮮の報道機関には著作権ってものはないのだろうか、ということだ。日本の側は、あんなバカにしたような使い方だから、北朝鮮から許可を得ているというわけでもなさそうだし…法律はどうなってんだろう。
■「選挙の当選祝いにダルマに目を入れるのはやめていただきたい」と、静岡市の視覚障害者・萩原善次郎さんが国会で各党を回って要請した。へぇ…そんなこと思いもよらなかった。自民党・民主党はとさらっと流し、共産党・公明党は元来していないが、社民党政審副会長の中川智子は「来週の党の会議で、廃止するべきだと各地に流すよう提案する」と述べた。まぁ、視覚障害者の方が言う以上、聞く耳を持たなければいけないと思うが、神経質になりすぎだろう。


2003年1月23日木曜日

痛みに耐えてよくがんばった

■小泉内閣メールマガジンで、貴乃花に関して「実は奇跡的な回復を期待していたんです。残念です。」と言っている。「痛みに耐えてよくがんばった」後、どうなったかについては言及していない。そのうち「“構造改革”という呪文を唱え、竹中平蔵さんに丸投げしていれば、実は日本経済の奇跡的な回復を期待していたんです。残念です。」なんてことを他人事のように言い出すんじゃないか。
■前に取り上げたが、ハンバーガーの食べ過ぎが原因で肥満や高血圧、糖尿病になったとして、マクドナルド社が訴えられていた集団訴訟で、ニューヨークの米連邦地裁は「食べ過ぎた本人の責任に過ぎない」として、原告の損害賠償請求を棄却した。まぁ、当然だろうと思うのだが、原告側弁護人は、訴状を修正して再提訴する方針らしい。まぁ原告側の恥の上塗りということになるだろうが、それだけではすまされない。マクドナルドのイメージはますます悪化するだろう。肥満が深刻な社会問題となっているアメリカだ…それとマックが結びついてしまう。
■党首討論が5分延長になるらしい。でも、まだ時間が足りないだろう。党首討論は与党に対する批判意見にスポットライトが当たる重要な場だ。しっかりとした議論をするには時間が少なすぎる。
■滋賀県豊郷町の町立豊郷小学校の校舎保存問題をめぐり、大野和三郎町長が文部科学省を訪れ、現校舎を国の重要文化財に指定するよう陳情した。なんじゃそりゃ。あんなに壊したがっていたのに…なんて面の皮の厚さだろうか。まぁ、大野町長の悪人面とはマッチするし、わかりやすい行動ではあり、愛すべき小悪党だ。リコールでクビになりそうだが、彼こそ重要文化財に指定され、保護されるべきだ。
■衆院予算委員会の質疑に菅直人が立ち、?8月15日の靖国神社参拝?国債発行額を30兆円以下に抑制?予定通りのペイオフ解禁の3つの「公約違反」を追及した。が、小泉首相は「この程度の約束を守らないことは大したことではない」と反論…ものすごい開き直りだ。印象が悪い。もっとうまい逃げ方があったろうに。菅直人はやはり論戦がうまく絵になる。が、国民が小泉内閣への失望することはあっても、すぐ民主党支持ってことにはなるまい。


2003年1月22日水曜日

ぼったくりの構造

 以前、コンタクトレンズを割ってしまったので、コンタクト屋に行った。不幸中の幸いで、保障期間中だったので新しいコンタクトは無料だった。
 「会員証と保険証を出してください」店員が言った。すぐにコンタクトがもらえると思っていたので、保険証など持っていようはずもない。私は聞こえないふりをして、会員証だけ出した。すると…
店員「保険証も出してください」
私「保険証が必要なんですか?」
店員「はい、検査しますので…」
私「でも、何も悪いとこありませんよ」
店員「いえ、検査しないと渡せないことになってるんですよ」
 …これはコンタクト屋と眼科の相互補完的かつ悪質なボッタクリ手法である。経営者が同じか、キックバックがあるに違いない!そう確信して、困惑してるふりをして、しばらく考え込む。
店員「保険証をお持ちでないなら、今日のところは実費で払っていただいて、後日持っていらっしゃった時にお返しするという形になります」
私「そうですか…じゃぁ、そうします。で、いくらですか?」
店員「8000円です」
 …って、高くない!?
 検査とは名ばかりで、バイトっぽいねーちゃんが視力を測って、変なおばちゃん先生に目玉を見られただけである。「何でこんなんで8000円必要なんだ!」という怒りを抑えきれなかった。(もちろん「保険証を取りに行かないといけない」といういことのやつあたりであることも否定はできないが。)
 おかしいぞ!
 普段は保険証使ってるから気づきにくいが、こんなに医療費が高いのはおかしすぎる。異議申立てしたい気持ちでいっぱいであるが、泣き寝入りするしかない。
 このように、通常、保険証使ってるから自分が気づかないし、損した気にもならん。表面では安いから、たいしたことない病気でも行く。いや、むしろ、「保険料払っとるから、行かな損」的なノリではないだろうか?これでは医療費の抑制もできない。国民には保険証なかった時の実費を考えて欲しい。我々の税金でまかなってるということを忘れがちになる。これは巧みなシステムである。保険料として先に取っておき、国民の負担感を軽減しようとしている。所得再分配を悪用してモラルハザードをおこしている。そして、甘い汁を吸っているのは誰か?答えは簡単、日本医師会とその下僕達である。
 今回の医療改革はこうした国民に負担を実感させるためにも効果があったはずだ。患者、医療機関、保険者の三者が痛みを分かち合い、医療費の急増で破たん寸前の医療保険制度を、持続可能なものへ再構築する。それが改革の主眼であった。
 最後までもつれたのは被用者保険での勤め人本人の自己負担を現行の2割から3割に引き上げる案だ。
 結局、「必要な時に2割から3割に引き上げる」と引き上げる開始時期が玉虫色で、決定を先送りした。族議員は「まず保険料を引き上げるべきだ」と本人負担引き上げにはあくまで反対した。窓口での負担が増えれば受診抑制につながるという日本医師会の反発を受けてのものだ。
 97年9月の健保法改正でサラリーマン本人の自己負担が1割から2割に引き上げられた際、実際に受診を抑える動きが出た。このように、彼らはサラリーマンの立場から負担増に反対したのではない。日本医師会とその意向を受けた厚生族議員の激しい抵抗で、「改革」はすっかり骨抜き、先送りされた。
 また、高齢者医療制度の対象年齢が70歳以上から75歳以上に引き上げられるのに伴い70〜74歳患者負担を2割に引き上げるという当初の案を、1割定率に後退させた。高齢者を一律に「経済的な弱者」とみなし負担は最小限度に…これでは世代間の不公平感は増すばかりだ。毎年一兆円規模で膨れ上がる医療費を抑制するのは難しい。
 問題なのは、患者の「痛み」と比べ、医療機関への「痛み」が甘すぎることにある。 医療費抑制の切り札とされた「伸び率管理制度」の導入も、結局見送られた。医療機関に支払う診療報酬も引き下げの方向は打ち出したが、具体的な引き下げの幅や中身は不透明である。
 診療報酬のうち、薬価の引き下げは固まったものの、「聖域」とされてきた診察費や手術費など診療報酬本体の引き下げを実施して初めて、医療機関の「痛み」と言える。
 既得権に、大胆に切り込めていない。日本の医療には無駄が多い。過剰な検査や投薬、長い入院期間など、早急に見なおすべき点が多い。医療側も無駄を生む体質の改善に本気で取り組まねばならない。 患者にだけに痛みを強いる改革では、「三方一両損」と呼ぶにはとても無理がある。
 年末には診療報酬改定が山場を迎えるだ。「引き下げ」という方向は打ち出した。老人医療費の総額抑制、医療費抑制のために、思い切った診療報酬の引き下げをすべきだ。しかし、このままでは改革が進むのだろうか、そういう不安感が強く残る。
さらには、需要抑制だけでは対処できない。供給サイドこそ問題なのだ。小泉改革の経済政策としての構造改革では供給サイドに問題がある、と誤診をし、医療制度改革では需要サイドをばかり改革するのだ。全くの逆である。
 前回の自民党の総裁選で小泉氏が総裁になったことを非常に残念に思った。それは、彼の政策は景気を悪化させるという懸念もあったが、それ以上に、自民党が与党であり続けることが伸びたことだ。 が、正直を言えば、全く期待がなかったというわけでもない。小泉氏の「反自民」にだけは少し期待ができた(しかし、それらは幻想であることが徐々に理解をさせられたが)。道路公団のプロセスの従来どおりの不透明さ、そして、今回の医療改革である。「三方一両損」のはずが、結局は看板倒れである。これこそが小泉改革の現実か?
「口は一つだが、耳は二つある」靖国神社参拝後の小泉総理の言葉だ。「じゃあ、舌は何枚?」というツッコミが入ったが、小泉改革なるものの最近のありさまを見ていると、「二枚舌説」なるものが現実味を増しつつある。彼は理念の人ということで通っているわけだが、それを疑う必要がある。小泉氏は「恐れず、ひるまず…」と言うが、いわゆる抵抗勢力には恐れていやしないか?妥協、妥協している結果「痛み」を押し付けているのは「弱者」だけということになっている。
 小泉改革は「がんばった人が報われる」社会を目指すと言う。しかし、いくら格差容認と言いえども、「がんばってない」日本医師会への度を越したVIP待遇は正当化できまい。この分野こそ「聖域」とせず、合理化すべきではないか? 抵抗勢力に反対されるようなら、「内閣信任案」をつきつけて、「改革に協力して政党を取る」か、「抵抗勢力としての信念を取り、野に下るのか」を選択させればいい。抵抗勢力は信任せざるを得ないだろう。なぜならば、与党に居座るためには「悪魔」とも平気で手を組むのが自民党であるのだから。
≪おまけ≫
↑の文で日本医師会をあげた。支持団体があることをどうこう言おうとしているのではない。自民党の一党支配の結果、この分野はず〜っと聖域とされてきた。これはかねてからの持論だが、業績投票が可能で、与野党政権交代が可能な政治システムの実現が必要だ。「民主党がんばれ!」そして、国民には「民主党にもチャンスを…」と言いたい。
 ここで指摘しておかないといけないことがある。私は民主党の支持者ではない、ということだ。そして、自民党が嫌いというわけでもない。この点を誤解されがちだ。
 我々国民は政権担当能力のある政党を意図的に育てる必要があるのである。「意図的に」である。自民党が一党支配を続けるから、支持団体を持つことの弊害が顕著になっているのだ。政党である以上、これはやむおえないことである、と私は考える。このマイナスを補うためにも、断続的に与野党交代を繰り返す必要があるし、偏った政策には国民が業績投票をし「NO!」と言える状況を作り出さねばならない。
 最近では民主党も内部分裂し、政界再編が近づいているように思える。しかし、安保の尺度で政界再編をするのは、ただ冷戦構造へと時計の針を戻すだけではないか?


2003年1月21日火曜日

谷佳知&谷亮子(田村亮子)

■大学の期末だから論文の提出期限や期末試験が迫っている。授業を切りまくったため、テストは比較的楽なものになるだろう…単位はやばいが。

■大学1年や2年のとき、学校に行っていなかったし、3年でも授業を捨ててきたから、単位がヤバイ。4年は単位上限ギリギリまで授業を入れないと卒業できなくなってしまう。第二外国語(フランス語)も取らないといけないし…大学院に行くから就職活動をしなくてもいい、というのは唯一の救いだが、卒論は書かないといけない。2月と3月、春休みの早期から卒論に取り組もう…

■田村亮子と谷佳知(オリックス・ブルーウェーブ)が26日に結納するらしい。それにしても、田村亮子といえば、「YAWARA!」の主人公・猪熊柔とは全く顔は似ていないのに、「柔ちゃん」であり、あの顔を持った柔ちゃんと結婚するわけで、谷は本当にえらいと思うのです…谷ほどのプロ野球選手なら、もっとかわいい子と結婚できたのでしょうが、谷は「人間は顔じゃなく、性格だ」という理想論を実践したのです(失言)。

■新興宗教団体ラエリアン・ムーブメントが日本でもクローン人間が誕生すると言っているらしい。売名行為っぽいんで、放っておいた方がいいんじゃないか。こういう行為をなくすためにも、法整備を急ぐ必要がある。

■「WRESTLE−1」でボブ・サップVSアーネスト・ホーストをやっていた。もちろん、ガチンコではやっていない。こんなのがゴールデンでやってけんのだろうか…くっだらない。ボブ・サップはなんでもやるから、もはや何も言うまいが、ホーストは仕事選べよ…格闘家としてのプライドはないのかなぁ…


2003年1月20日月曜日

カラハラ/カラオケハラスメント

■この前、藤本美貴が加入したばかりのモーニング娘。がまた増殖するらしい。亀井絵里、田中麗奈、道重さゆみの三人が加入…ん、田中麗奈?そんなバカな…と思っていたら田中麗奈(レイナ)らしい。田中麗奈(レナ)とまぎらわしいなぁ…って別にモー娘の方の田中麗奈は個別の名前が出ることは少ないかな。
■モーニング娘。は過去最高の16人らしい。つんく♂氏は何を目指しているんだろうか。こんだけ女の子を寄せ集めりゃぁ一人ぐらいは応援したくなる子がいるだろうって発想かな。モー娘は末期症状だ…なんて言ってても、しつこく応援し続ける人もいるからなぁ…
■貴乃花がついに引退した。お疲れ様でしたっと。「日本相撲協会を一人で背負ってしまっていて」なんてコメントをする人がいたが、日本人が好きそうな、そして、ずいぶんと勝手な解釈である。ほんと美談を作りたいんだな。僕としては、往生際悪く休場し続けた「横綱」を賞賛する気にはなれない。
■兄・花田勝(若乃花)さんがアメフトだったが、貴乃花も何かに挑戦しないかなぁ…
■そういえば、「痛みに耐えてよくがんばった!感動した!」と言って、支持率アップのパフォーマンスに利用した人は…今、何て言うんだろう?「痛みに耐えきれず、燃え尽きた」貴乃花…日本経済もそうならないといいんだけどね。
■昔からそうなのだが、僕はカラオケが嫌いだ。が、付き合いでカラオケに行くはめになることが多い。カラオケってのはなんて悪趣味な娯楽なんだろうか…下手糞のくせして、他人の迷惑も考えずによくもまぁ歌うもんだと感心している。しかし、カラオケボックスに入ったら、自分も加害者になる可能性も秘めているから事態は深刻だ。そこで僕はカラハラ(カラオケハラスメント)という概念の普及をもくろんでいる。にしても、人が歌ってる曲なんて聞いてんのか?ただ、人前で歌いたいだけの自己満足じゃないか。
■とある集団とカラオケに行くはめになった時は困った。なんせアニソン(アニメソング)や聞いたこともない時代錯誤な曲、小学校や中学校で習うような歌、極めつけには2ch風味たっぷりの替え歌などを歌う集団だ。何でこんな人たちと知り合いなんだろうと、つくづく自分がわからなくなった。あぁいう時は何を歌えばいいんだろうか。「燃えよドラゴンズ!」でも歌うぞ、このやろう!


2003年1月19日日曜日

ザ・サンデー/北朝鮮マニア

■ほんとテレビばかり見ていた、そんな日曜日だ。
■朝なま報道局(草野満代と田勢康弘が出演している…田勢が出ているからついつい見てしまう)には、渡辺善美、小林興起、山本一太がゲスト。小林は財務省副大臣をやってるらしく、微妙な立場だろう。何てったって亀井静香が親分だから。で、「小泉政権に亀井先生を迎える」なんてバカげたことを言っている。とにかく、こういう宙ぶらりんな立場で乗り切るつもりらしい。
■日曜日はだいたい『サンデーモーニング』(TBS)を見る。御意見番スポーツの大沢啓二と張本勲という二人のバカが滑稽なのだ。スポーツのご意見番を名乗るなら、もう少し勉強してこいよ。素人のジジィとどこが違うんだ。それにしても、マスターズリーグに力を入れているが、そんなんはどうでもいいわけだが。
■『ザ・サンデー』にちらっとチャンネルを変えていたら、香山リカがおもしろい発言をした。「ザ・サンデーではこれまでも北朝鮮の惨状を伝えてきたが…(中略)…北朝鮮の軍事独裁体制ってのは、これまでは滑稽に思ってしまうのですが、今はそれではすまされない事態になってきてしまっている」…『ザ・サンデー』がこれまでも北朝鮮報道をやってきた、と番組スタッフにごまをすったと思いきや、『ザ・サンデー』がオモシロ半分で報道してきたことを言うなんて…リカちゃん、それは公然の秘密だろうよ。
■『サンデープロジェクト』…各党の幹事長、書記局長が出てきたのだが、イラクや北朝鮮ネタをやるわけだが、田原総一郎は発言者に対して「わかりにくい」と発言するのだが、何を聞き出したいのかがさっぱりわからない。そのせいで、経済ネタをする時間がなくなる。
■田原総一郎は、世間で「キチガイ」が差別用語だということを知らないらしい。で「キチガイは気が違っているという意味で言った」と弁明したから、電話の抗議が殺到したらしい。それに参ったのか、発言を撤回。撤回するなら最初からそうしろよ。
■それにしても、サンプロのコメンテーターっていらないんじゃないか。一言しか質問させないなら、高野孟や財部誠一、松原聡はいらないだろう。それに田原総一郎が気に入らない質問だったら、さらっと流すんだから。
■広島市長選にプロ野球の元広島東洋カープ監督の古葉竹識が立候補…あぁ、ばかやろう。だいじょぶかな、広島市民。市民の税金で広島カープをもっと強くします、とか、広島市民球場を練習場に変えて広島市民ドームの建設を…なんて公約があったりして。
■安美錦が貴乃花に勝った。貴乃花はこれで連敗。おもしろくなってきたぞ。
■インフレターゲットをめぐって、与野党の対立が鮮明になっているようだ。与党3党は賛成、野党は反対。まぁ、政治権力を握っている与党にしてみれば、「日銀、もっと通貨を刷れ」と言えば、現在の不況(小泉不況)の責任を転嫁できるってわけね。インフレーターゲティングを導入し、インフレーションを起こしたら、だれが責任を取るんだ?そのへんもはっきりさせて欲しい。まぁ、その時は、結果的に調整インフレの効果を果たして、国債の借金がチャラになるから、OKなんて開き直っていたりしてね。もちろん、その場合は国民の貯蓄は消えるわけだが。


2003年1月18日土曜日

センター試験

■大学センター試験だ。僕が受けたのは2000年だった…早いもので3年もたった。
■僕がセンターを受験した時は、得意科目であるはずの英語で時間配分を間違え、大失敗した。さらに、とんでもなく馬鹿げた失敗だが、国語?を選択しなければならないのに、国語?で時間を15分ぐらい浪費してしまった。どうも簡単だと思って、まさかと科目名を見て、青ざめたなぁ…あの時はホントてんぱった。あぁ、思い出したくない悪夢だ。それでも、すべり止めの私立大学を受験せずに、国立大学一本で勝負だなんて…今から考えると、無謀だなぁ。受からなかったらどうするつもりだったんだろう。
■貴乃花が出島に負けた。よかった。これでまた「引退か?」と騒がれている。貴乃花のためにも早く引退した方がいい。


阪神大震災/風化

■阪神大震災から8年だ。だんだん風化しつつある。数年のうちに東海地方で大震災があるらしい。まぁ、どう警戒しようと、準備をしても地震はやってくるわけだが…
■貴乃花が土佐ノ海をくだし、復帰から2連勝だ。何てこったい。
■朝青龍が強い。強い力士が登場したものだが、角界がにぎやかになるということはないだろう。日本人ってもんは、「外人」を応援する傾向は無いようだから。大相撲…日本での人気は下がる一方だが、モンゴル人の出稼ぎ場としては人気になりそうだ。


2003年1月16日木曜日

佐藤優

■元建設相の中村喜四郎議員が失職って…まだやってたんだね。
■貴乃花が再出場…で、闘牙を押し出す。あぁ、なんでこうなっちゃうんだろうか。
■『別冊 世界 50問 これが核心だ!』(岩波書店)という本を見ていたら、偶然、「佐藤優」という名前が出てきた。ロシアについて書かれているので、もしや、と思いつつ、名前を見たらやっぱり、そうだった。肩書きは「外務省国際情報局主任分析官」。あぁ、鈴木宗男先生の子分・ラスプーチンさんじゃないか。今ごろは塀の中でしょうか。結局、ムルアカさんだけが元気なんだな。


2003年1月15日水曜日

年一回の靖国参拝?

■まぁ、例によって小泉首相の靖国神社参拝に対して中国、韓国が反発している。A級戦犯が祀られている以上、中国政府も韓国政府も黙って見過ごすわけにはいかないのだろう。僕の立場からすれば、首相がわざわざ靖国参拝する意味がわからない。靖国参拝は小泉純一郎個人の信条の問題と言ってしまえばそれまでだが、その個人的な「わがまま」で外交に停滞を招くとしたら、外交失政以前の問題である。
■今回は時期が問題とされている。朝日新聞や毎日新聞はもちろんのこと、読売新聞や産経新聞も「わかりにくい」としている。伝統や慣習に基づくならば、春、秋の例大祭か、終戦記念日に参拝するのが通例だ。世間では、中国・韓国の体制に配慮してこの次期に参拝したと見られている。韓国は二月下旬に盧武鉉新大統領の就任式が行われ、中国は三月にも、胡錦濤・次期国家主席を中心とした新体制が発足する。靖国参拝は海外からの反発に屈しない強い外交姿勢を示す手段なのであろうが、海外事情や支持率低迷との葛藤でこの時期になったのだろう。小泉総理は「年に一回行っておけばいいや」と思っているかもしれないが、それでは国内の保守派もとうてい納得できまい。


2003年1月14日火曜日

木村太論

■欧州統合のレポートの提出日が今日だったが、結局徹夜をしてレポートの作成をするはめになった。僕みたいなもんは、追い詰められないとできないダメ人間なんだ。
■思えば今学年はEUに関する論文ばかり書いている気がしてきた。でも持っていく方向性はワンパターンだ。通貨統合から入り、ヨーロッパ中央銀行による金融政策の一元化⇒財政赤字のGDP比3%に保つ財政規律⇒財政政策における制約⇒国家主権の制限、で、政策論争の空洞化や移民問題をからめつつナショナリズム。最後は今後の課題や展望でしめる。これらをテーマにそくしつつ強引な肉付けをする。かなりまずくないか。
■貴乃花がまた休場だ。右腕の打撲らしい。でも、雅山とのとり直しになった時は元気だったような気がしません?まさか…うまく逃れたなんて思ってたりして。
■『プロジェクトX』の主題曲、中島みゆき「地上の星」がオリコンチャート1位をついに獲得したそうだ。紅白歌合戦の効果らしい。自称・経済評論家の佐高信は朝日新聞に対して「サラリーマンが“すがる対象”として聴くからだろう。リストラに熱心な経営者が良しとされる社会は、いわば“闇”の世界。そこに毅然と立ち向かうのではなく、ただ天上の“星”を仰ぎ見ている。サラリーマンのある種の悲鳴であり、軍歌のようなものだと思う」と答えている。朝の番組で斎藤精一郎も「暗い世相」だからみたいなことを言っていたし、金子勝も「過去の成功体験にすがっていて、後ろ向きだ」と言っている。なんだか経済評論にからめたい人たちによる「もっともらしい」解説だけど、あまり関係ない気がする。
■カバーブームも回顧モードに陥っているとか言うむきもあるけど、それも違うだろう。ブームと言う奴がいるから、ブームになるわけだが、実際に売れている曲なんて一握りだ。そう言えば、宮台真司は「今の若者は時間軸がずれている」なんて頓珍漢な「音楽評論」をしていたなぁ…これも「社会学」による「分析」なのでしょうか。何かに要因を見つけようとする学者の性(さが)でしょうか。
■青森県で行われるアジア大会に参加する北朝鮮に関して、木村太郎が「木村太論」(スーパーニュース、フジテレビ)というコーナーの中で、北朝鮮の美女軍団を逆洗脳せよ、なんて与太話を本気でしている。なんでも拉致被害者の人たちも日本のよさをわからせることができたのだから(拉致被害者を逆洗脳した実績があると言いたいらしい)、美女軍団も逆洗脳できる、と熱弁をふるう。やっぱり、「木村太論」よりも「木村駄論」にすべきなのだ。
■北朝鮮の「美女軍団」って普通にマスコミは言うが、どこが「美女」なんだ?ただの80年代の化粧の濃い女集団じゃないか。しかも後ろの方は「お前は違うだろ!」とツッコミを入れたいやつらばかりだ。韓国のような「美女軍団ストーカー」が日本にいないことを願うばかりだ。そりゃぁ、もう日本の恥だろう。


2003年1月13日月曜日

ハッピー・マンデー法

■成人式だ。僕は去年、出席した。毎年毎年、成人式に神経を尖らしているのがマスコミである。全国にアンテナを張り巡らし、「荒れる成人式」を見つけ出す。「大人」としての先輩方は、「大人新入りの新成人」をいびりたいんだろうな。「最近の若者はなっとらん」とね。
■成人式は「ハッピー・マンデー法」によって15日から第二月曜日になったらしい。ちくしょう、連休をくれてやるから幸福感を味わえって? ハッピー・マンデー法である…もうハッピーでハッピーでしょうがない、そんな月曜日だ。連休が増えたぐらいでハッピーなものか、バカもやすみやすみ言え。
■地方では「成人の日」は前倒しで行うらしい。たしかに、その方がいいように思える。冬休みと成人の日の間には大学なんかの授業があるわけで、正月に一回帰って、もう一度帰らなければならない。交通費の無駄だ。まぁ、1週間ぐらい大学をサボっても問題はないんだが、「ハッピー」なんてのん気なこと言ってる暇があるんなら、そういうところに配慮しろよ。
■『ドラゴンボールZ』の再放送がやっていたので、なつかしく思い見てしまった。孫悟飯が大猿になるのだが、謎に思ったことがある…孫悟空の兄・ラディッツは「満月こそサイヤ人の本領発揮」的なことを言っていた。サイヤ人は満月を見ると大猿になる。「惑星ベジータ」にとって、「月」って何だ?
■貴乃花VS雅山。最初は二丁投げで雅山に軍配…と思いきや、物言いがついた。ちくしょう、何が「物言い」だ。きっと審判員らは「雅山にゃ悪いが、貴乃花に勝たせないと世間が盛り上がらないからな」「じゃぁ、同体ってことで、とり直しさせましょう」なんて会話があったに違いないんだ。結局貴乃花が勝ってしまった。何でだよ!


2003年1月12日日曜日

まだチンポも元気だから

■青春18切符があと3回分あったから、買い物に行ってきた。渋谷と池袋で買い物をしたり、古本屋を巡ったり、秋葉原で中古デジカメを3万円で買ってしまった。持っていたのと同じで、SONYの「Cybershot」だ。親から仕送りしてもらってる身分のくせに、デジタルカメラなんて贅沢品を買うなんて…お父様、お母様、親不孝な私をお許しください。
■また電車の席で老人との格闘があった。僕の隣に一つ空いていた。おじいちゃん3人がやってきて、誰が座るかで譲り合って「席を譲れよ」圧力をかけてくる。座っている老人が「席を譲ろうか」と立っている老人を気遣ったが、立っている老人が言うのだ「まだチンポも元気だから。最近の若いもんはいかんだろう、立たんで」と。お前は大声で何を言い出すんだ。
■その老人ときたら喋ると、人に向かってツバを元気に飛ばして、とにかく口が臭い。ちくしょう、唾液をかけられた上に、悪臭に苦しめられるなんて、生き地獄だ。それにしても、あの老人の口臭は何事だ。ポリデントのCM(たぶん、部分入れ歯のやつ)で、祖父に対して孫が「おじいちゃんお口くさい!」と言うのがあった。あの孫は残酷だと思ったが、今はあの孫の言い分がわかるではないか。孫には孫の言い分があって、老人の口臭を前にして、孫の我慢は限界に達したのだろう。僕も「おじいちゃんお口くさ〜い!」って言ってみればよかった。
■貴乃花が初場所で若の里に勝ってしまった。あぁ、もう少しだったのに…おもしろくない。負ければいいのに。
■サンデープロジェクトで田原総一郎がイラクのラマダン副大統領へインタビューをしていた。イラク側の本音を聞きに行った、と得意げな顔をしていたが、まったく本音など聞き出せていない。田原は自分はそうは思わないんですが、とか、僕も全く賛成です、と迎合しつつ、こういう見方をする人がいるがどうか、と卑怯な方法で質問をする。しかも、森本敏も言っていたが、副大統領の主張は矛盾だらけだ。それでも島田紳助は説得されてしまったらしいのだが。
■「仁義なき戦い」の深作欣二が死んだらしい。「バトルロワイヤル2」の製作途中だったんですって…あと、死ぬ間際に荻野目慶子に暴露されてねぇ。まぁ、どうでもいいんですけどね。


2003年1月11日土曜日

加藤紘一

■加藤紘一が今度の総選挙に出馬するそうだ。なんだかなぁ…結局、何のために辞職したわけ。人々の怒りを鎮めるためだろうか?で、そろそろ忘れたでしょう、と出馬するわけだ。ずいぶんとなめられたものだ。田中真紀子や辻元清美が復帰する日も近いのかな。


2003年1月10日金曜日

北朝鮮/松井秀喜

■「救う会」が拉致された可能性のある40人のリストを公開した。ここにも日本に来た5人の拉致被害者が家族との再会を果たすのが難しいことを見ることができる。子供たちを帰したところで、北朝鮮は拉致の幕引きができないわけで…口止めするための人質はやっぱり必要だよなぁ…
■一方で、NPT(核不拡散条約)脱退を宣言し脅してきている。よっぽどアメリカが怖いんだなぁ…って思うけど、逆効果だろう。不可侵条約と重油が欲しいらしい。
■松井秀喜がアメリカに行った。で、どのニュースも「空港で待っていたけど、松井選手は姿を現しませんでした」という報告を長々とするわけ。こんなことに時間を割く意味がわからない。結局、時間を埋めたいだけだろ…松井のメジャー挑戦…マスコミのバカ騒ぎが当分続きそうだ。
■そう言えば、松井秀喜は日本航空とCM契約を結んでいたが、アメリカへはコンチネンタル航空で行ったらしい。おいおいJALは「松井選手と世界にはばたく」って言っていたぞ?どういうことでしょうか。
■WBS(ワールド・ビジネス・サテライト、テレビ東京)にて、榊原英資(慶應義塾大学教授)と岩田規久男(学習院大学教授)が出演して、「インフレターゲット」について討論していた。仕切り役の高橋進がわざわざ論点整理をするのがうっとうしかったが、それなりに聞き応えのある議論だった。まぁ、僕はインフレターゲティングに関しては否定的だから、ミスター円・サカキバラに共感したが。日銀がもっと金を刷れって主張はどうも納得がいかない。日本経済ってそんなに単純な処方箋でよくなるのだろうか。


2003年1月8日水曜日

藤本美貴/ミキティ?

■日米韓共同声明が出された。北朝鮮と対話だって…イラク攻撃があるから、その場つなぎって感じ。結局、現状維持じゃないか。

■民主党の後藤茂之衆院議員(長野4区選出)が離党するらしい。さっさとやめちまえ。

■藤本美貴が「モーニング娘。」に加入するらしい。藤本美貴もモー娘。も落ち目だから、人気プロデューサー(?)つんく♂も話題作りに必死なんだろうな。なんだか銀行の経営統合にも似ていてる。ダメなところとダメなところがくっ付いたってねぇ…

■藤本美貴は「ミキティ」という愛称らしい。聞くところによると、「キティちゃん」が好きだかららしい。「美貴」+「キティ」=「ミキティ」…これほど無駄な知識も珍しい。むしろ有害な知識であって、知ってるってだけで「ミキティファン」と誤解されそうだ…おそろしい。あんな「化け猫」が好きだというのもどうかと思うが、自分で「ミキティ」と呼んでください、と言うのもどうか。「サンリオ」の回し者だろうか。

■埼玉県内の小学生を大量殺害するとの予告が「2ちゃんねる」に書きこまれた…って今のニュースでやっていて、大谷昭宏が「ネット規制」の必要性を訴えている(どのような「規制」かは定かではないが)。僕は「2ちゃんねる」は嫌いだが、別に「2ちゃんねる」が犯行を犯すわけじゃないんだからねぇ。


2003年1月6日月曜日

金子勝/学会のアルカイダ

■「TVタックル」…まぁ、平沢勝栄・浜田幸一・舛添要一というアホはどうでもいいが、金子勝のいかれっぷりには笑った。あの乱暴な表現には苦情がいくだろうなぁ…

■金子勝の紹介に「経済界のアルカイダの異名を持つ」って書いてあった。金子自身、自ら「学会のアルカイダ」と言われたことを喜んでおり(たしかNewsweekかTimeだったと思う)、「異端派」であることを誇りに思っているようだ。

■これは、新古典派経済学を批判し「異端の経済学者」と言われたジョーン・ロビンソンの影響かもしれない。よく出てくる話では、彼女の祖父は神学教授でありながら、神が信じられなくなり辞め、父もヨーロッパ派遣軍参謀長であったが、批判して罷免された。J・ロビンソンはこの家系を誇り、自分にも「造反の血」が流れていると語る。

■まぁ好んで「異端派」を名乗るってのはよくあることだが、宮崎学のように「アウトロー」を気取りつつ、公安の犬になるということもあるわけで…


2003年1月5日日曜日

青春18切符

■名古屋から帰ってきた。青春18切符で東海道線をのろのろと。やはり「Uターンラッシュ」ってやつで、車内は恐ろしく混む。こんな状況で立っていたら地獄なので、僕は貪欲に座席を取りにいく。で、なんとか席にありつけた。じいさん、ばあさんが「席を譲れ」と言わんばかりに前にいた。これは戦争であって、譲ったら最後、ずっと立ちっぱなしになってしまう。窮屈そうにしている人たちを前に、「たいへんそうだなぁ」と思いつつ、すまし顔で座り続けた。
■それにしても、「青春18切符」ってネーミングはどうかと思う。特に「青春」と「18」ってのは何だ。別に「青春」していなくとも、「18」才じゃなくとも、誰でも買えるわけで由来がわからない。たとえば、JRの「みどりの窓口」でオッサン・オバハンが「青春18切符ください」と言う場面に遭遇してしまう危険性があるわけで、そんな場面に出くわしてしまったら、僕は何を思えばよいというのか。
■いや、そもそも、僕も買っているわけで、非常に厄介なことになっている。とりあえず、「18キップ」について、早急にリサーチをする必要がある。


2003年1月2日木曜日

麻雀大会

■冬休みも終わりに近づいてる…で、今になって気づいたのだが、大学の課題を全くやっていなかった。

■何をやっているかと言えば、外では飲んだり遊んでばかりだし、家にいる時は、親を相手にしてやらないといけないし、寝てばかりいる。

■これから、「麻雀大会しよう」と誘ってくるバカがいる。ちくしょう、4人しか集まらないのに何が「大会」だ。徹夜になるかもしれない。

■僕はどうも名古屋にいるとダメになってしまうらしい。解決策はわかっている。帰ればいいんだ。ってわけで、4日あたりに帰ることを決意した。以後の約束は全てキャンセルしてやる。

■紅白歌合戦の視聴率は2番目に悪い記録になったそうだ。ちなみに「イノキボンバイエ2002」は16.5%だそうな。そこそこの数字だ。これもボブ・サップ効果だろうか。

■新年の一般参賀が2日、皇居・宮殿の東庭で行われ、午前9時半の開門から午後3時15分までの閉門までに7万7710人が訪れたらしい。すごい動員力だ。何が悲しくてこの忙しい時期に、天皇陛下のお顔を拝見しに行かなければならないんだろうか。まぁ、仕方がない…なんていったって、正月は「めでたい」んだ。「めでたい」人々が増えるのも世の流れだ。


2003年1月1日水曜日

ナショナリズム

「ナショナリズム」の本…





めでたい正月、今年の目標

■正月…何がめでたいかは定かではないが、人々がめでたそうにしているから、とりあえず、「めでたい」ように振舞っている。

■前世代のCGIは死滅し、今日から生活ノートも新世代になった。新年だから変える…と見る向きもあるが、事実はそれほど単純ではない、というわけでもない。新年からは日付を付けて、より日記っぽくしようと考えたわけである。

■ ←この“■”を使った箇条書き形式で今後も続けるかどうかは定かではないが、各事象をぶつ切りにして書いた方が書きやすい。言いたいことも言えるし。

■今年の目標を考えようと思う。じゃないと、だらだらと一年が終わってしまう。去年は特に考えていなかったから、だめだった。一昨年は、?酒の量を減らす?禁煙?規則正しい生活を送る…だった。今考えてみたら、バカバカしい。?は家庭教師をやめて金欠になり、自然と減ったし、?は中学・高校とタバコは吸っていたが、僕はタバコ中毒というわけでもなく、金がなくなれば、自然と吸わなくなった。?は不可能である。定時に寝て、定時に寝る…そんなバカなことができるわけがない。

■というわけで、「今年の目標を考えること」を今年の目標にしてみよう。