2004年6月27日日曜日

四宮正貴:朝まで生テレビ

 今回の朝まで生テレビのテーマは「皇室とニッポン」。

猪瀬直樹 (作家,東京大学客員教授)
笠原英彦 (慶応大学教授)
工藤雪枝 (拓殖大学客員教授,ジャーナリスト)
小林よしのり (漫画家)
小宮山洋子 (民主党・衆議院議員,「次の内閣」法務大臣)
四宮正貴 (著述家,四宮政治文化研究所代表)
高橋紘 (静岡福祉大学教授)
遙洋子  (タレント,作家)
宮崎哲弥 (評論家)
森岡正宏 (自民党・衆議院議員)
八木秀次 (高崎経済大学助教授)


■今回は全てを見た…というか聞き流していた。他のことをやりながらだったので、ほとんど集中していない。関心もなかった。

■長野智子も言っていたように「女性天皇がなぜダメなのかがわからない」。あと、女性天皇がダメだってんなら、放っておいていいわけ?

■だって、「伝統」とか言われても、それ自体がいかがわしいし、そんなものを尊重する必要性があるのか。まぁ、そもそも天皇制なんていらないと思ってる私には、どうでもいい問題だが。

■仮に女性天皇がOKだったとしても、「世継ぎ問題」のプレッシャーは永遠に続くわけね。

■何と言っても、四宮正貴が笑えた。田原総一郎が「聖徳太子知らない?」と口走ったばかりに、「知らないわけないだろ!」とアゴをプルプル波打たせてマジギレ。スタジオ内は凍りついてたよ(or笑いをこらえてた)。

■それでも、相手を怒らせて幾多の修羅場を乗り越えてきた田原は堂々としており、「そんなことだから人格破綻と言われる」と火に油を注ぐ。で、民族派デブいよいよ発狂…


■拾い物(↓クリックすると拡大)
田原総一朗×四宮正貴 朝まで生テレビ/朝生
リンク切れ


田原総一朗 VS 四宮正貴

田原「聖徳太子が何言ったかと。和の精神ですよ」

四宮「何を言ったんですか?」

田原「聖徳太子、知らない?

四宮「だから何を言ったのかって」

田原「聖徳太子って知らないかって」

四宮「知ってます」

田原「知ってますね」

四宮「えぇはいはい」(←まだ怒ってない)

田原「聖徳太子が」

四宮「当たり前でしょそんなこと!」(←突如、キレる)

田原「怒んなっ」

四宮「な〜にを言ってんの!聖徳太子を知らない、んな無礼な質問あるか!」

田原「君、だって知らないよ。だってピンと・・・」

四宮「何を無礼な事言ってんだ、君は!」

田原「だから何を言いたいかと言うと、聖徳太子が」

四宮「知らないって言ってるだろうが!っざ!んなもの!」

田原「そういう事いうからアナタね、人格破綻だって言われるんだよ」

��四宮正貴、エネルギー補給。ジュースをストローで「ちゅ〜」っと飲む。愛らしさアピール。)

四宮「人格破綻は君だよ!」

田原「何?」

四宮「無礼な質問して!」

田原「無礼な…」

四宮「聖徳太子を知らない人って!何事だよ!そりゃおま!」

田原「だからぁ、聖徳太」

四宮「デラゥォェア!!!」(←奇声を発する首なし妖怪)

田原「だから」

小宮山「冷静に…」(←失笑気味)

田原「和の精神って何かと言うと、仏教がやってきたワケだ。っと仏教と日本の神道とは違う…」

四宮「キミはイエス・キリストを知ってるのか!」

田原「えぁ?」(←ポカーン)

四宮「キミはイエス・キリスト知ってるかじゃあ」

田原「関係無い」

四宮「イエスキリスト知ってるかじゃあ!そうすっちょどうすんだキミ!」

田原「関係無い」

四宮「関係無い!?何を言ってんだキミは!?」

田原「あのね、聖徳太子が、仏教がぁ、(もごもご…)に入ってきた。と、これは神道と違うワケだ」

四宮「なんだぁ聖徳太子って・・・」

田原「その時にどうするかって話になって(以下略)」

四宮「人をバカにしてる…」(スタミナ切れ。トーンダウンして、すねる。)



■かくして、四宮正貴は伝説を残した。だが、朝生で彼の姿を見ることはなくなるかもしれない。あれだけのキャラ、なかなかいないよ。「TVタックル」あたりで使えないか。あの番組は朝生以上に「人格破綻者」向きだと思うよ。

■TVタックルといえば、森永卓郎をもう少し太らせたら四宮正貴になるよな。デブでメガネってだけじゃないか、と反論するむきもありそうだが、そこは愛嬌だ。

■むしろ、あれはマイケル・ムーアだ!、とか、徳田虎雄の親戚に違いない、という声も聞こえてきそうだが、まぁ、しょせん、「デブメガネ」というカッコでくくれる悲しい運命にある。こうなると福田和也だって、黙っちゃぁいないし、ブチ切れキャラという点ではカンニングの竹山隆範でもよい。


■ご本人の反省の弁…(ホームページより、2004/06/29)
小生が田原氏の発言に対して反発したことについて、多くの方々から御激励・御賛同・御批判・御忠告などを頂きました。ただでさえ顔が大きく声が大きいものですからどうしても目立ってしまい、その上あのように大声を出したのですから、大きな反響と言うか、驚きを与えたのでしょう。「相手が田原氏だから構わない」と言う人が多かったようです。しかしやはり興奮するのは良くないと反省しております。

それにしても、テレビ番組の中で相手側から「人格破綻している」と言われたのは小生くらいでしょう。しかし、日頃の田原氏の言動も人格破綻に近いものがあると思うのは小生一人ではありますまい。だから小生もすかさず「人格破綻はそっちだ」と反論しました。

ただし、小林よしのり氏から「個人的なことで腹を立ててはいけない」と注意され、「なるほど」と思いました。あのような場では、公憤・義憤は良いが私憤はいけないということでしょう。

どうしたわけか「朝生」における民族派の席は何時も末席です。従って、一番発言の多い田原氏やその両隣りに坐っている人々に対して、小生が意見を述べたり反論しようとすると、相手に聞こえないといけないと思い、ついつい大きな声になってしまいます。「四宮氏はテレビで怒鳴りまくった」と言う人がいますが決してそういうわけではありません。

ともかく多くの方々にご覧になって頂き、御激励や御忠告を頂きましたことに衷心より感謝申し上げます。最後に一言、小生は生活破綻も人格破綻もしておりませんのでご安心下さいませ。

 「相手に聞こえないといけないと思い、ついつい大きな声になってしまいます」って、恫喝して黙らせようとしたのをごまかすつもり?
 あと、「人格破綻」している当人が「人格破綻してない」って言っても説得力ないよ。それは他の者が決めるものであってね。
 「相手が田原氏だから構わない」ってのは、ようするに、「相手が左翼だから殺してもかまわない」に通じるものがあって、それが「民族派の席は何時も末席」であるゆえんだろう。


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