2004年7月27日火曜日

27時間テレビ:坂下千里子・四股・田村淳

■フジテレビ系列の「'04FNS27時間テレビめちゃ×2オキてる!楽しくなければテレビじゃないじゃーん!!」をちょこちょこ見ている。今年は、めちゃイケ色が強いようだ。

■今年は総合司会に、ナインティナイン(岡村隆史・矢部浩之)と中居正広、1980年代のフジテレビのキャッチフレーズを再現し、初心に返って27時間徹底的に「お笑い」にこだわるという。中途半端に感動を追及するよりも、よっぽどいいと思う(でも、ボクシングで感動狙ってる感もあるが)。

■以下、前半の視聴日記…

■FNS全国一斉期末テスト
看板企画。「サマージャンボバカ」の不名誉な称号を与えられるのはどの局か?って言うんだけど、まるで期待はしてない。何がおもしろいわけ?

■27時間100キロマラソン
��4時間テレビのパロディ。加藤浩次(極楽とんぼ)が27時間ぶっ続け100キロマラソンに挑戦(…と言うけど、TBS『スーパーサッカー』に出演して、途中5時間ぐらい中断)。まぁ、確実に笑いを取りにいくことは間違いない。その手法が見物だね。まぁ、加藤が徹底的にコケにされて、キレるってパターンになりそうだ。ゴール(お台場)に到着できないってオチになりそうだが。

■クイズ生マジオネア
これまた『めちゃイケ』のコーナー。しょぼいネタのくせに、大げさにリアクションをとって、やや鼻につく。
?ロンブーの田村淳が某芸能人と付き合っており、その彼女に四股浮気されたというネタ。
?ネプチューンの堀内健の「井川遥ネタ」。
?岡村隆、COWCOWと女子大生3×3合コン。

■?に関しては、深夜にヒントがあった。キ−ワードは「共演者」「足」 …とくれば、「ばっちりチリ足」(スリムビューティハウスCM)の坂下千里子だろう。

■昨年は笑福亭鶴瓶。今年は、坂下千里子祭か。いやぁ、4股はすごいな。他にも、在京のプロ野球選手(巨人・ニ岡智宏?)・サラリーマン・業界人と付き合っていたらしい。田村淳と『ロンドンハーツ』とかで普通に共演してるからすごい。坂下は「淳はいい人」とか言ってたし。それこそ『ロンドンハーツ』で「魔性の女」として出演させろよ。

◆小ネタ
・坂下千里子は朝6:00〜の出演をドタキャンしたとの噂。その後、「いいとも増刊号」に出演するも、テンションが低かった。

・「恋のカマ騒ぎ」というコーナーで、極楽とんぼの山本が、「生ジオネア」で暴露していた、淳に四股を掛けていたタレントを知っていると言い出し周りからの「その女性タレントはだれや?」という問いかけに山本は、片手で足首を持ち、片足を上げてバレーのポーズをとってみせた。坂下千里子がブレークするきっかけとなったCMの「ばっちりチリ足ポーズ」。

・吉本興業による坂下潰しのようにも思える。先輩の山本(極楽とんぼ)が、田村淳の報復をしたとも取れる。淳は暴露を嫌がっているようにしてたけど、ほんとは「おいしい」って思っていただろう。

・ネットでは「芸人の肉便所/肉便器」「ヤリマン」などひどい言われようだ…くりいむしちゅーの上田晋也と付き合っていたという説アリ。


■真夜中の大かま騒ぎ
『めちゃイケ』の「恋のかま騒ぎ」。今田耕司、雨上がり決死隊、DonDokoDon、ガレッジセール、ココリコ、品川庄司、ロンドンブーツ1号2号、ネプチューン、FUJIWARA、よゐこ、山本圭一など中堅芸人が勢ぞろい。これに、明石家さんま が加わる。いやぁ、笑わせてもらった。今田が抜群によかった。ネプチューン、よゐこ、とか吉本ばかりでやりにくそうな印象だった。もっと見たい。
・品川庄司の品川は麻薬を打っていたらしい。

■ザ・ココイチテン!
全く本業の役に立たない、「無駄な」歌唱力を持つ芸人たちが歌うというコーナー(他の番組でも彼らが歌う場面は何回も見ており、「無駄」であるはずもないのに)。序盤は真面目に歌っていたが、徐々に壊れていく。ココリコ遠藤はおもしろかった。私は「中居オチ」を予想したのだが、内村光良が大嵐浩太郎を名乗り登場。「笑う犬」のキャラなのだろうが、それほどおもしろくならなかった。


■はねトビメンバーも27時間!
「はねるのトびら」のメンバーが場つなぎで登場する。まぁ、「めちゃイケ」と同じ製作スタッフだし、フジの看板お笑い番組になりつつあるからね。あまりおもしろくない印象だが、必要性はあるのだろう。

■SMAP
歌&「中居がいないSMAP」というボケ。何が楽しいのだろうか。ただ、テレビ朝日の『スマステーション3』の中継が入ったらしく、それは見てみたかった(寝てた)。
・参照:SMAP「27時間テレビ/スマ・ステーション3」に同時生出演


■生・笑わず嫌い王 with とんねるず
言うまでもなく、『とんねるずのみなさんのおかげでした』の「食わず嫌い王」のパロディー。お笑い芸人のネタ見せだね。くりぃむしちゅーが出ていたのは記憶していたが、途中で寝ちゃった。まぁ、とんねるず嫌いだし、別にいいや。さまぁ〜ず は見たかった。ちなみに、結果は木梨憲武がB21スペシャル、石橋貴明が山本圭一だったらしい。

■すぽると!スペシャル
中居正広・山本圭壱・遠藤章造が斎藤雅樹と勝負…か。つまらなそうだな。

■さんま・中居の今夜も眠れない
途中から見始めた。さんま が「いい女」をランキングにして紹介。ナイナイも加わっていたので、期待も少ししたが、つまらなかった。


��後半)

■前半だけ書いておくのは気持ち悪いので、昨日の続きをてきとーに…まぁ、テレビはただついていたってだけで、そんなに見ていたわけでもないのだが。

■笑福亭鶴瓶 VS FNS名物社員
 素人いじりのコーナー。トークもそんなに面白くない。昨年の鶴瓶ちんぽ露出事件をネタにする。くっだらねぇと思うが、こういう笑いを取りにいくとこは好感が持てる。にしても、「べぇ〜、べぇ〜」って、いったいいつまで「トリビアの泉」を引きずるつもりだろうか。

■めざましテレビスペシャル
 内容は良くも悪くも、論評に値しない。

■笑っていいとも!増刊号
 う〜ん、まぁまぁかな。太田光が面白かった。

■爆走数取団レディーススペシャル
 数取りや相撲リアクションはつまらないが、トークはまずまず。開き直ったのだろうか、生放送ではなく露骨なまでに収録。

■FNS全国一斉期末テスト
 たいしておもしろ解答じゃないのに、笑いにしようと必死だった。ぜんぜん笑えなかった。いじり方が強引だし、つまんないよ。面白い解答を期待した意図的な問題だし、あざとさも目立った。サガテレビの藤井広幸という人が、「サマージャンボ・バカ」。泣かれちゃったら、視聴者が引いてしまうので、この人にして笑いにもっていったという感じだろう(「バカ」にいじめ的要素を与えないことがこの企画の生命線だ)。で、佐賀ということで、はなわ 登場。「SAGA」ならぬ「BAKA」…安易すぎ。その後、浜口優が「プロのバカ」のトップになり、「伝説の男・ガッツ石松伝説」の替え歌。はなわ じゃなくて、作家が書いたものだろう。どちらも、スタッフのカンペがちょくちょく映っており、面白かった。


■サザエさんスペシャル/磯野家に中居とナイナイスペシャル
 声優って難しいんだなぁ…と思わせただけ。中居&ナイナイ、違和感ありまくり。あとは通常のサザエさん。

■ボクシング中継/メチャオキ ダイアモンドグローブ「具志堅用高VS岡村隆史」
 個人的には、まるでいらないコーナー。なんで、こんなとこで「感動」を欲しがったのかなぁ…かなり不満。「笑い」を追求するのが今回の趣旨じゃないのか。…やっぱ「感動」がないと「いい番組」にはならないのだろうか。
 岡村だけヘッドギアつけて、ダウンは何度でもOK。もう想像がつくよ…岡村がダウンしても立ちあがって戦いつづける。「岡村は27時間起き続けて、この試合にのぞむ」って、しつこいくらい「感動」の伏線を張ってたしね。はいはい、感動感動。こんな単純なシナリオじゃぁ、感動できるはずもない…って、私が歪んでるだけか?

■グランドフィナーレ
 加藤浩次のマラソン…オチは数パターン予想していた。
?ゴールできない
?ゴール(到着地点)がお台場じゃない。
?ゴールの瞬間が中継されていない/忘れられている。
 で、どのパターンでも、最後はすべて加藤がキレる。結局?が正解で、山本圭壱といつものケンカコント。
 加藤の嫁(緒沢凛)も登場したが、なぜか号泣していた。で、ゴールしたときに読む予定だったという手紙を嫁が読んだ時、加藤が涙目だったのに、引く(あそこは感動するところだった?)。まぁ、その後、「ゴールしてないからね!」と必死に笑いを取りにいってごまかしたが。
 最後、義父の深野正一さん登場。「深野さんオチ」は『めちゃイケ』を見ている人だったら、わかっていたと思う。加藤に深野さんを絡ませないてはないからね。


■まぁ、今回はそれなりによかったが、もっと笑いを追及していって欲しかった。ともかく、「感動」路線に回帰しないことを望む。あと、キャスティングはフジテレビの番組出演者に偏らせるべきじゃないと思う。

★追記
「グランドフィナーレ」。実は?のオチだったらしい。岡村のボクシングの間に、加藤がゴールする予定だったらしい。が、本当に加藤がゴールできなかったらしい。



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